小・中・高における国語授業の改革 文学作品・説明的文章を読む方法 -構成・構造、形象・論理、吟味・批評- の追究 「読み」の授業研究会

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冬の研究会

第27回 冬の研究会の報告

川崎市では初の研究会 「読み」と「言語活動」を深める

科学的「読み」の授業研究会の第27回冬の研究大会は、2012年師走(12月23日(日)、24日(月)の両日に渡って神奈川県川崎市の市立川崎総合科学高等学校で開催されました。神奈川県という地も高等学校という会場も、夏・冬の読み研大会としては初めての開催でした。開催を快諾していただいた会場校の校長先生に厚く御礼申し上げます。
 大会テーマは「言語活動を生かして豊かな国語の力を身につけさせる」。研究Ⅰでは名古屋サークルが物語・「わたしはおねえさん」を使って、研究Ⅱではつくばサークルが説明文・「シカの落穂拾い」をつかって研究の成果を提案しました。また、「講演と討論的対談」では、読み研代表・阿部昇が「言語活動の充実」と題して講演し、事務局長の加藤郁夫と対談形式で講演の内容を深めました。更に、1日目の午前中にはオプション企画として加藤郁夫が「文学作品の入門講座」を行いました。

研究1 ビデオを使って授業を再現
〈提案〉 名古屋サークル
 1日目は名古屋サークル(小林信次・加藤辰雄・平野博通)が「わたしはおねえさん」(光村・小2)を使って提案しました。深く丁寧な教材分析をもとに、山場の形象よみの授業をビデオによる授業記録を使って具体的に説明がおこなわれ、
とても分かりやすく好評でした。研究協議では主に次のように山場の形象よみの読み方指導をめぐって質疑応答、討論がおこなわれました。


研究Ⅱ 模擬授業で実際的に
〈提案〉 つくばサークル
2日目は茨城つくばサークル(鈴野高志・町田雅弘)が、説明文「シカの『落ち穂拾い』」(光村中1)を使って提案しました。吟味読みの模擬授業では、教材に示された資料(表やグラフ)について吟味する授業が班学習でおこなわれ、活発な学習が展開されました。
研究協議では、主に次の内容をめぐって質疑応答や討論がおこなわれました。

「講演と討論的対談」
        ・読み研代表・阿部昇と事務局長・加藤郁夫
読み研代表の阿部昇が「言語活動の充実」―活動主義を乗り超え、確かで豊かな「国語の力」を育てるーと題して講演し、事務局長・加藤郁夫の質問に答える対談で講演内容を掘り下げ発展させました。阿部は学習指導要領・国語が言語の教育としての要素をいっそう明確にしていることを評価。しかし現状ではいわゆる「活動主義」に陥っているとし、その克服として読み研がこれまで追究してきた教科内容の実践の重要性を訴えました。
また、対談で、阿部はフィンランドでの研修の体験から、フィンランドでも国語学習でジェットコースターを使って構造・構成の典型を教えているという興味深い例を紹介しました。

 よくわかった入門講座(文学作品)
        〈担当〉  加藤郁夫
 1日目、「ごんぎつね」を使ってオプション企画・文学作品の入門講座が開かれました。事務局長の加藤郁夫が担当。これまで読み研が深めてきた構造よみなどの文学作品の指導過程と読み方、形象よみを深めるポイントなどをワークショップ的な方法も使ってわかりやすく説明されました。

第27回 冬の研究会の報告

科学的「読み」の授業研究会の第27回冬の研究大会は、2012年師走(12月23日(日)、24日(月)の両日に渡って神奈川県川崎市の市立川崎総合科学高等学校で開催されました。神奈川県という地も高等学校という会場も、夏・冬の読み研大会としては初めての開催でした。開催を快諾していただいた会場校の校長先生に厚く御礼申し上げます。
 大会テーマは「言語活動を生かして豊かな国語の力を身につけさせる」。研究Ⅰでは名古屋サークルが物語・「わたしはおねえさん」を使って、研究Ⅱではつくばサークルが説明文・「シカの落穂拾い」をつかって研究の

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