物と心

教材研究
発端の基準として「勢力の出会い」を重視しすぎることの是非  ~『物と心』構造よみ(発端)を通して~

読み研通信86号(2007.1) 1.構造読み発端の授業 「物と心」の発端として候補に挙がる箇所は、次の二箇所であろう。A「兄の宗一と一緒に、・・・」B「浩は、自分は丸刃にしてしまったが、・・・」Aを支持する意見は、「兄 […]

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教材研究
『物と心』(小川国夫)構造よみ教材分析

 本作品は、現在私が教えている学校で、中学三年生の教材として位置づけられている。形象よみ・主題よみの教材分析は既に本HPに既に掲載されているので、構造よみの分析(発端で出会う二つの勢力を中心に)を試みてみたい。 1. 教 […]

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教材研究
小川国夫『物と心』 ―形象・主題よみの授業のポイント―

研究紀要III(2001.8) 一、 はじめに  小説『物と心』は、数年前まで明治書院の『精選国語?』の教科書に収録されていた教材である。現在は別の作品に差し替えられているが、短編で読みやすい上に、一語一文の深い読み取り […]

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