高橋喜代治著『耕地の子どもの暮らしと遊び 』 (ブイツーソリューション)

昭和30年代の「子どもの遊びと暮らし」の経験から今日の子どもの育ちを問う
著者は秩父の山あいの耕地の出身である。著者の子どもの時代の遊びと暮らしが活写されていて、今日の子どもの育ち方にもおのずと思いが及んでしまう一冊である。遊びの多くは手作りで、石弓(パチンコ)、凧、竹スキーなど多種多様である。また、薪(たきぎ)背負いや風呂焚きなどは、「手伝い」というよりは畑や山仕事を担う労働と言うべきである。
編集、挿絵は著者の教え子である。ブイツーソリューションより1080円。アマゾンで購入できる。

プロフィール

- 2023.05.25夏の大会2023年8月19日(土)20日(日)「読み」の授業研究会(読み研)第36回 夏の大会のお知らせ
- 2023.04.20読み研通信『読み研通信』146号が出ました!(無料配信)
- 2023.03.25春の研究会2023年 春の研究会が、本日終了しました!
- 2023.02.24授業づくり授業びらき「学習班で漢字ゲームに挑戦」(小学校編)