高橋喜代治著『耕地の子どもの暮らしと遊び 』 (ブイツーソリューション)

昭和30年代の「子どもの遊びと暮らし」の経験から今日の子どもの育ちを問う

著者は秩父の山あいの耕地の出身である。著者の子どもの時代の遊びと暮らしが活写されていて、今日の子どもの育ち方にもおのずと思いが及んでしまう一冊である。遊びの多くは手作りで、石弓(パチンコ)、凧、竹スキーなど多種多様である。また、薪(たきぎ)背負いや風呂焚きなどは、「手伝い」というよりは畑や山仕事を担う労働と言うべきである。
 編集、挿絵は著者の教え子である。ブイツーソリューションより1080円。アマゾンで購入できる。