授業展開

授業づくり
ルールに気づく文法の授業 補助動詞の巻

『読み研通信』112号より 0.はじめに  中学校国語科での現代語(口語)文法で動詞について扱う際は、たいていの場合、高校での古典文法への準備、という意識からか、いわゆる「五段活用」をはじめとする「活用」の学習にスポット […]

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授業づくり
漢文を楽しく深く

『読み研通信』102号より 1、漢文は奥が深い 生徒が抱く疑問として、「英語をなぜ勉強するのかわからない。」というのがある。同様に「古文をなぜ勉強するのか。」という疑問もある。これは社会科で言えば、地理をなぜ学ぶのか、歴 […]

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授業づくり
ルールに気づく文法の授業 形容詞の巻

読み研通信103号 0.はじめに  一般的な中学校の国語の授業において、口語文法の「形容詞」はどのように教えられているのだろうか。 例えば手元にある練習問題をふんだんに盛り込んだ補助テキストでは、まず形容詞を、   自立 […]

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授業づくり
「読み」の授業の中でのスポット文法のすすめ(2)

読み研通信89号(2007.10)  前回に引き続き、読みの授業の中でスポット的に文法を扱うことで作品の理解が深まるような場面を提案したい。 1 「トロッコ」(芥川龍之介)の終結部から   「トロッコ」は、八歳 […]

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授業づくり
1時間の授業をどう組み立てるか(2)

「森のスケーター やまね」(教育出版小3)を例に (続き)  次に、「天てき」と「冬みん」を取り立てて指導します。 ●天てき=天敵。二分すると、「天の敵」。その動物にとっていちばんおそろしい特定の動物。例 ハブに対するマ […]

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授業づくり
1時間の授業をどう組み立てるか(1)

「森のスケーター やまね」(教育出版小3)を例に 辞書の意味だけでよしとしていませんか? 語句の意味を考えて、読みの力をつける ●「先生、国語辞典の引き方はわかったけど、辞書には三つも四つもの意味が書いてあって、この文章 […]

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教材研究
発端の基準として「勢力の出会い」を重視しすぎることの是非  ~『物と心』構造よみ(発端)を通して~

読み研通信86号(2007.1) 1.構造読み発端の授業 「物と心」の発端として候補に挙がる箇所は、次の二箇所であろう。A「兄の宗一と一緒に、・・・」B「浩は、自分は丸刃にしてしまったが、・・・」Aを支持する意見は、「兄 […]

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授業づくり
「大人になれなかった弟たちに…」の授業

「大人になれなかった弟たちに…」(米倉斉加年・光村図書・中1) 一 作品について 「大人になれなかった弟たちに…」は絵本を教材化したものである。絵は米倉斉加年自身が描いている。だが、文章としても独立した小説である。 題名 […]

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授業づくり
冬の大会「一つの花」の模擬授業をふりかえる

本山智子(町田市立忠生第三小学校)  第20回冬の大会「文学作品の教科内容を定着させる授業づくり」では、町田と松戸サークルが共同研究で「一つの花」の前授業計画に取り組んだ。 今回の「一つの花」の授業化の試みは、繰り返し出 […]

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授業づくり
小説「形」(菊池 寛)の指導

小倉泰子(東京都葛飾区立一之台中学校)  中学3年・1学期、短い時間(計4時間)の中での指導を紹介します。 ▼1時間目 1 範読を聞く2 一読後メモを書く(B5版1枚) ①印象に残ったこと ②疑問に思ったこと ③題名「形 […]

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