ごんぎつね

コラム・提言
物語・小説を論理的によむ、ということについて

 物語や小説で定番となっている「傍線部の人物の心情を答えよ」、あるいは、「傍線部の心情の理由を答えよ」という問いは、いったい何を読ませようとしているのか?  例えば、高校教科書に載っている「山月記」に、虎となった李徴の次 […]

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夏の大会
2022年 夏の大会の紹介③「『ごんぎつね』を用いた物語・小説の授業の入門講座、わたしが担当します!」(熊添 由紀子先生)

2022年、読み研・夏の大会で講座や模擬授業を担当される先生に意気込みを語っていただきました。 今回は、大会1日目の8月20日(土)に「ごんぎつね」(新見南吉)を用いて物語・小説の授業の入門講座を担当する熊添 由紀子先生 […]

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冬の研究会
「読み」の授業研究会 第35回 ZOOMによる冬の研究会(参加費無料、要申込)

対話的な学びを生かして国語の授業を変える ─言葉の力をたしかに鍛える国語をどうつくり出すか─  学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が前面に出されています。しかし、その中の「対話的学び」については、どういう指導を […]

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コラム・提言
劇場版「ごん」を観る

 新美南吉の「ごんぎつね」の映画化です。人形アニメーションで、上映時間30分の小品です。  何よりも、映像が美しいのです。枝の先にとまってなくもず。すすきの穂の中から顔をのぞかせるごん。彼岸花が一面に咲き乱れる野原。一つ […]

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教材研究
『ごんぎつね』の教材研究でわかったこと

『ごんぎつね』(新美南吉、光村図書・東京書籍・教育出版・学校図書・三省堂 4年)の作品の中に「物置」という表現が4回、「なや」という表現が1回出てくる。両方とも「薪や炭や雑具等を入れておく小屋のこと」という意味であるが、 […]

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授業づくり
「ごんぎつね・山場の模擬指導」

 教育実習に向けて、「国語科指導法」や「実習の事前指導」を行っている。紹介するのは、「ごんぎつね」の「山場」の学生の模擬授業である。一つのグループが模擬授業をやり、生徒役と参観者に分かれて進めている。

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コラム・提言
「センセのがっこ」で「ごんぎつね」の構造よみ

高橋喜代治 「センセのがっこ」というのは埼玉県教職員組合青年部が主催する学習会です。若い先生たちの勉強会・交流会で、泊まり込みも含め年に数回おこなわれていますが、毎回1・2年目の若い先生を中心に100人前後が集まってワイ […]

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コラム・提言
国語科の教科内容の再構築という課題

読み研通信76号(2004.7) 1 国語科の教科内容の曖昧さ・あてどなさ  各地で小中高の国語の科授業を見る機会が多くあるが、それらの多くに共通する一つの問題がある。それは、その「授業でどういった国語の「力」をつけてい […]

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授業づくり
発問を考える 「ごんぎつね」より  ─仲間と学ぶことの喜びと発見のある授業を─

読み研通信72号(2003.7) 発問こそ命  まだ二十代の頃、校内研の講師として来られた、当時千葉大付属小の野口芳宏先生が「授業は発問が命、本質をえぐり出し、葛藤を生み出す発問に教師の力量の全てがかかっている」、そのよ […]

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