京都国語研究会のお知らせ

 前回の学習会は、説明文で論理的な思考力を育てるためにはどうしたらいいのかということを参加者のみなさんで学び合いました。「段落と段落、文と文の相互関係(つながり)をていねいに読み取ることが重要である。」と提案者の先生から話がありました。そして、5年生の「天気を予想する」の教材を使って、文章全体の構成(前文・本文・後文)を分析したり、段落と段落、文と文の相互関係をみなさんで考えたりしました。この相互関係が読み取れるようになると、文章を書く力にもつながるということも学びました。

 さて8月は、物語文をみなさんと一緒に分析してみたいと思います。物語文ではどんな力をつけさせなければいけないのか、筋を読み取らせるにはどうすればいいのか、作品のテーマはどう読み取らせるのか等みなさんで学び合いたいと思います。国語教育に関心のある方や悩みのある方は、ぜひご参加ください。

 ■ 日時  8月 30日 (土)  PM 6時 ~ 8時

 ■ 場所   下京いきいき市民活動センター
       (河原町塩小路東入る50m TEL371-8220)

 ■ 内容 ☆ 小学校の物語文の教材分析と指導計画づくり
         
         教材『海の命』 (光村図書・小学校6年)
        
         岩本 訓典 先生 (京都市立安井小学校)

 ☆ 検討会・交流会
       (気軽に授業の悩みや、アイディアを出し合いましょう)

  〈連絡先〉
   永橋和行(立命館小学校)
   細田俊史(京都市教職員組合)

プロフィール

「読み」の授業研究会
「読み」の授業研究会(読み研)
「読み」の授業研究会は、子どもたちに深く豊かな国語の力を身につけさせるための方法を体系的に解明している国語科の研究会です。
2021年に設立35年を迎えました。