第1回読み研・文芸研合同研究会(2004.11.13-14 大阪)

 科学的「読み」の授業研究会(読み研)と文芸教育研究協議会(文芸研)と合同での研究会をもちました。国語教育界にはさまざまな研究会があります。しかし、これまで研究会の枠をこえて、お互いの理論や実践の交流を目指すことはほとんどなされてきませんでした。その意味では今回の合同研究会は画期的なことだといえます。
 文芸研会長の西郷竹彦氏・読み研事務局長の阿部昇氏もコメンテーターに加わり、白熱した議論が展開されました。今回は「形象」をテーマとし、文芸研の形象論・読み研の形象よみを中心に報告し・討論していきました。教材として小学校の代表教材「ごんぎつね」・「詩」では三好達治の「土」をとりあげました。

テーマ:「形象」とは何か
    ──文学作品における「形象」を明らかにする
日 時:11月13日(土)~14日(日)
場 所:大阪・国労会館(JR大阪環状線・天満駅すぐ)
コメンテイター:西郷竹彦(文芸研) 文芸研会長
        阿部昇(読み研) 秋田大学
        鶴田清司(都留文科大学)
報告者:山中吾郎(文芸研) 山口・愛宕小学校
柳田良雄(読み研) 千葉・松飛台小学校
    加藤郁夫(読み研) 大阪・柏原東高校
《時程》
13日(土)「ごんぎつね」(新美南吉)を中心に
14日(日)詩を中心に

プロフィール

「読み」の授業研究会
「読み」の授業研究会(読み研)
「読み」の授業研究会は、子どもたちに深く豊かな国語の力を身につけさせるための方法を体系的に解明している国語科の研究会です。
2021年に設立35年を迎えました。