第5回 関西サークルin高槻-報告-
今回の参加者は7名。初参加の方が1名。例会のたびに、新しい先生が来て下さるようになりました。ほんとに、とてもうれしいことです。
最初は、高槻の竹田氏の「走れメロス」の教材研究です。どの指導書にも散見される「人間性肯定」「友情」「信実」といった主題に違和を唱えるところから、この作品の主題に迫りました。「間に合う、間に合わないは問題ではない」というメロスの一言について、議論しました。
また、作品の構成も、議論となりました。そこで、この作品の構成は、いわば、見かけ上の構成の他に、もう一つの主題が存在するのではないか、という意見がでました。
続いて、事務局長の加藤氏から、小学校低学年教材についての分析発表がありました。
・「いろいろなふね」(東京書籍)
・「じどう車くらべ」(光村図書)
この二つの教材を比較分析し、それぞの長所や欠けているところ、指導すべき内容やねらいなど、について議論しました。
また、二つの教材とも「書くこと」の指導へと発展させることが十分可能であるとする加藤氏の見解は参加者の興味を惹きました。
次回、第6回は、10月中の「土曜日」の予定です。時間は午後1時30分、場所も、同じく高槻市文化会館の予定です。ぜひ一度、読み研の関西サークルにお越し下さい。
ご一緒に教材研究しませんか!
〈教材リクエスト〉を募集してます!!
サークルの新しい試みとして、先生方から、「この教材の授業案を一緒に検討してほしい」「この教材の教材分析案が聞きたい」といった、教材リクエストを募集したいと思います。教材は、「光村図書」「東京書籍」「教育出版」「三省堂」いずれかの教科書に載っている教科書教材に限定します。校種は、小学校と中学校です。
説明的文章、文学的文章いずれでも構いません。新教材から定番教材まで幅広く募集します。
お一人お一人のご要望にすべてお応えすることは出来ないかもしれませんが、共通した教材のリクエストが多くあれば、是非、サークルの研究発表の教材にしたいと思います。
HPの「問い合わせ」メールを使ってご連絡下さい。その際、
・ご氏名
・ご所属(校種・学校名・担当学年)
・連絡先(メールアドレスやケータイ番号)
をよろしくお願いします。
★ご一緒に、教材研究しませんか!!
プロフィール
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