第9回 関西サークルin高槻-報告-

今回の参加者は6名。加藤郁夫氏の発表から始まりました。教材は、「ゆうすげ村の小さな旅館」(東京書籍小学3年)です。
 本文の分析の前に、加藤氏がされたことは何だったか? 参加者全員で「ゆうすげ」の花を確認したのです。そんな営みがとても面白い。楽しい。アクティブ・ラーニングの原典? のようにも感じました。

 続いては、立命館小学校の永橋氏による持ち込み教材「時計の時間と心の時間」(光村・六年)の教材研究です。構造よみをしました。問題提示は一段落なのか二段落なのかを、全文を踏まえた上で議論しました。新教材を読み込むのは、いつもながらとても楽しく、知的な興奮を覚えます。

 最後は、高槻中の竹田氏による、「オオカミを見る目」の発表です。第3回の例会でも扱ったのですが、今回は、目先を変えて、この教材で、どんな言語活動が可能か? について話し合いました。アクティブ・ラーニングについて、活発な意見交換ができました。

次回例会は、6月27日(土)を予定しています。

HPで案内をUPします。

◆今年の夏の大会は、関西! 京都で開催します! どうぞ、みなさん、一度関西サークルにお越し下さい!  そして、夏の大会も、是非、ご予定下さい!◆

プロフィール

「読み」の授業研究会
「読み」の授業研究会(読み研)
「読み」の授業研究会は、子どもたちに深く豊かな国語の力を身につけさせるための方法を体系的に解明している国語科の研究会です。
2021年に設立35年を迎えました。