2022年12月25日(日)「読み」の授業研究会(読み研) 第37回冬の研究会のお知らせ

第37回 冬の研究会テーマ
豊かな授業構築のための国語科の教材研究力
専門職として教材研究の方法を極める

「読み」の授業研究会(読み研)第37回冬の研究会を2022年12月25日(日)に開催します。

2021年冬の研究会・2022年夏の大会で国語科の「教材研究力」について解明してきました。今回はそれらを引き継ぎつつ、「豊かな授業構築のための国語科の教材研究力」をテーマに、より具体的な教材研究の方法を解明します。

  • 過去二回の研究会で十分に提案しきれなかったこと
  • ご参加のみなさまからいただいたご質問で十分には応えきれなかったこと
  • 共同研究のより具体的な方略

などについても多角的に提案します。

はじめ代表の阿部昇が、「お手紙」「一つの花」「大造じいさんとガン」「少年の日の思い出」使いながら「教材研究力」を高める方法について新しい問題提起をします。
それを受け、説明文・論説文、物語・小説の教材研究をどうすれば深められるのかを「帰り道」「星の花が降るころに」「時計の時間と心の時間」「クマゼミ増加の原因を探る」などを使いながら提案します。

模擬授業風にグループの話し合いを生かしながら、教材研究を実際に深めていきます。参加型の研究会です。初めての方、教員経験が少ない方も大歓迎です。
今回はオンライン(Zoom)で開催いたします。ぜひご参加ください。

「読み」の授業研究会代表 阿部 昇

読み研 第37回 冬の研究会 詳細
日 時2022年12月25日(日)13時00分〜18時40分
※大会当日は、開会一時間前からzoomに接続できます。
詳しい日程については下記でご確認ください。
場 所オンライン(Zoom上にて)
参加費1,000円
※資料データ付き
参加費のお支払い方法は、「銀行振込」「クレジットカード」からお選びいただけます。

日程

2022年12月25日(日)

  • 13:00~13:10(10分) 冬の研究会・参加のコツ(永橋 和行 読み研事務局長)
  • 13:10〜14:30(80分)
    講演:国語科の教材研究の方法を極める
    -「お手紙」(小2)「一つの花」(小4)「大造じいさんとガン」(小5)「少年の日の思い出」(中1)を示しつつ方法・方略を提案する
    講師:阿部 昇(読み研代表・秋田大学名誉教授)
  • 14:45〜16:05(80分)
    研究1:説明文・論説文の教材研究力を高める
    -「時計の時間と心の時間」(小6)「クマゼミ増加の原因を探る」(中2)をとりあげつつ
    提案:茨城・つくばサークル
  • 16:20~17:40(80分)
    研究2:物語・小説の教材研究力を高める
    -「帰り道」(小6)「星の花が降るころに」(中1)をとりあげつつ
    提案:福岡・八女サークル
  • 17:50~18:30(40分)
    Q&A:教材研究の疑問・悩みに読み研が答える
    ―参加者からの事前の質問・その場の質問に答えます
  • 18:30~18:40(10分) 冬の研究会まとめ(阿部 昇 読み研代表)

研究発表担当からのコメント

「帰り道」「星の花が降るころに」を用いて物語・小説の教材研究について研究発表する福岡・八女サークルからのコメント
八女サークル

 授業の醍醐味は、深い教材研究に裏打ちされた学習課題が刺激となって主体的に学ぶ姿を見せたり、物語作品の中に生きることの意味や価値を発見したりする子どもたちの姿に出会えることではないでしょうか。ただ毎年のように指導している教材であっても、改めてサークルで検討してみると、... 続きはこちらからご覧ください。

「時計の時間と心の時間」「クマゼミ増加の原因を探る」を用いて説明文・論説文の教材研究について研究発表する茨城・つくばサークルからのコメント
つくばサークル

  国語という教科は、子どもたちがこの情報過多で社会状況が目まぐるしく変化する21世紀を力強く生きていくための言語の力をつけていくための教科であるべきです。そして、そのような力を子どもたちにつけていくために必要なのは、... 続きはこちらからご覧ください。

問い合わせ先

プロフィール

「読み」の授業研究会
「読み」の授業研究会(読み研)
「読み」の授業研究会は、子どもたちに深く豊かな国語の力を身につけさせるための方法を体系的に解明している国語科の研究会です。
2021年に設立35年を迎えました。