「読み研、参加してみてどうでした?」2022夏の大会アンケートより
2022年12月25日(日)に読み研・第37回 冬の研究会が開催されます。(詳しくはこちらをご覧ください)。
冬の研究会への参加を迷われている方の参考になればと思い、今年8月に開催された「夏の大会」の参加者アンケートの一部を紹介します。
初めて参加して。
初めての参加で、どのように進んでいくのかドキドキしていましたが、とても分かりやすかったです。クライマックスの指標などを示していただき、教材研究の視点が明らかになっていきました。
初任で、研究会そのもの自体が初めての経験でしたが、何もわからない私でもわかるぐらい丁寧に講義をしてくださり、参加できてよかったです。講師の先生みなさんの読み方が一貫していたので、わかりやすくて頭に残りました。教材研究をこれからもっと頑張りたい!という前向きな気持ちになりました。
作品の見え方が変わった。
何度も読んだり、生徒に伝えたりしてきた教材内容なのに、まるで新しい文章を読んでいるような感覚でした。
言葉にこだわって読む、場面相互を比較して読むということを体験することができました。授業前は、まるでわからなかった作品世界が、一つひとつの言葉にこだわって読んだことで、授業後には見え方が変わっていました。
もっと早く学びたかった。
校種を超えて適応できる理論を構築されている研究に驚きました。こういった指導法をもっと早く学んでおきたかったと思いました。
深い教材研究がいかに大事か、また、どんな言葉に着目するのか、対比や質問、助言の打ち方など授業の方法なども具体的ですごくわかりやすく、参考になりました。
参加型の学習会で。
子供の気持ちになれました。表現の奥を探り、グループで交流するのは楽しいなと思って、子どもにもそういう体験をさせてあげたいと思いました。
テキスト(書籍)やワークシート、プリント、スライド資料など、諸資料が充実しており、しかも事前に配付して下さったので、それらを確かめながら受講することができました。また、一方的な教授的な説明ではなく、ともに考えていく姿勢にも好感を持てました。
家にいながら。
ブレイクアウトセッションが多く、いろいろな県のたくさんの先生とお話することができ、とても嬉しかったです。(コロナが流行り始めたときに教員になったため、同期の先生と会うことがほとんどなく、知り合いが増えず、少し孤独感がありました。) また、普段ひとつの教材を他の先生とじっくり読むこともなかなかないので、とても楽しかったです。
ブレイクアウトセッションもあり、オンライン形式でありながら、たくさんの先生の意見を聞けて大変有意義でした。聞くだけの参加もできる形で、休日、育児をしながらでも参加できることが大変助かりました。
冬の研究会の日程詳細やお申し込みについては下記をご覧ください。
読み研 第37回 冬の研究会 詳細 | |
日 時 | 2022年12月25日(日)13時00分〜18時40分 ※大会当日は、開会一時間前からzoomに接続できます。 詳しい日程については下記でご確認ください。 |
場 所 | オンライン(Zoom上にて) |
参加費 | 1,000円 ※資料データ付き |
■ 日程
2022年12月25日(日)
- 13:00~13:10(10分) 冬の研究会・参加のコツ(永橋 和行 読み研事務局長)
- 13:10〜14:30(80分)
講演:国語科の教材研究の方法を極める
-「お手紙」(小2)「一つの花」(小4)「大造じいさんとガン」(小5)「少年の日の思い出」(中1)を示しつつ方法・方略を提案する
講師:阿部 昇(読み研代表・秋田大学名誉教授) - 14:45〜16:05(80分)
研究1:説明文・論説文の教材研究力を高める
-「時計の時間と心の時間」(小6)「クマゼミ増加の原因を探る」(中2)をとりあげつつ
提案:茨城・つくばサークル - 16:20~17:40(80分)
研究2:物語・小説の教材研究力を高める
-「帰り道」(小6)「星の花が降るころに」(中1)をとりあげつつ
提案:福岡・八女サークル - 17:50~18:30(40分)
Q&A:教材研究の疑問・悩みに読み研が答える
―参加者からの事前の質問・その場の質問に答えます - 18:30~18:40(10分) 冬の研究会まとめ(阿部 昇 読み研代表)
プロフィール
- 2024.12.23国語授業の改革全私学新聞にて『国語授業の改革 23号』が紹介されました
- 2024.12.22冬の研究会第39回冬の研究会が本日終了しました!
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- 2024.10.31国語授業の改革国語授業の改革23号(2024年)