大江健三郎「死者の奢り」の読解
高校最後の授業として 松井 健(立命館守山高等学校) 高校3年生の最後の教材に、大江健三郎「死者の奢り」を投げ込んだ。対象は、理科系進学生徒の中の選択授業で、50名の2クラス展開である。動機は、高校最後の教材として相応 […]
大江健三郎「死者の奢り」の読解
高校3年生の最後の教材に、大江健三郎「死者の奢り」を投げ込んだ。対象は、理科系進学生徒の中の選択授業で、50名の2クラス展開である。動機は、高校最後の教材として相応しいかどうかは別にして、大学に進学する者の教養として「 […]
本当に、若者は凶悪化しているか?
高橋喜代治 大学の「道徳教育研究論」という講義の第1回目のテーマを「若者はだんだん悪くなっている?」とした。これから教師になろうとしている学生に事実をしっかりと知ってもらい、そのうえで教師の構えを作ってほしいと思ったか […]
第13回関西サークル例会報告(2008.12.29 大阪)
11月29日(土)に13回目の例会をもちました。参加は5名とやや少なかったのですが、充実した議論ができました。 内容は、豊中第八中学の糠野さんの「故郷」(魯迅)の教材研究と、高槻中学高校の竹田さんの「カレーライス」(重 […]
「メルマガふう 学級通信」のこころみ
湯原 定雄 最近、学級通信をメルマガふうにしてみた。 理由は単純、とにかく生徒が読んでくれるものにしたいということだ。 本校では、朝読10分のあと、朝のホームルームは5分しかない。提出物を集めたり、連絡をして終わってしま […]
第12回関西サークル例会報告(2008.10.4 大阪)
10月4日(土)、大阪市で第12回例会を開催し、11名の参加で教材の徹底分析を行いました。 (1)「大造じいさんとがん」(椋鳩十、小5)の教材研究 報告:永橋 和行(立命館小学校) 構造よみ、特にクライマッ […]
「形」(菊池寛)の易しく楽しい「吟味読み」の試み
内藤 賢司 小説の「吟味読み」をどう展開するか。今、読み研ではさまざまな方法でその模索が行われている。そして実践も少しずつ進んできている。 読み研代表の阿倍昇さんは、物語・小説を「吟味する方法」として七つの方法を提起し […]
読み研運営委員の著作
■柴田義松監修・小林義明編集代表『国語の本質がわかる授業』(日本標準、2008年)〈1〉入門期とその発展-読み・ことば・作文(今井成司編)〈2〉ことばと作文(今井成司・鈴野高志編)〈3〉話すこと・聞くこと(小林義明編)〈 […]
国語授業の改革8 号(2008年)
PISA型「読解力」を超える国語授業の新展開 新学習指導要領を見通した実践提案 OECDの学習到達度調査(PISA)が日本の教育界にいろいろな波紋を投げかけています。特に二○○三年に日本の「読解力」の順位が大きく下がっ […]
第11回関西サークル例会報告(2008.5.24 大阪)
5月24日(土)、第11回例会に9名が参加し、教材をめぐって分析を深めました。 (1)「仁和寺にある法師(徒然草)」(小5) 報告:加藤郁夫(立命館小学校) 立命館小学校では5年生から古典の授業がカリキュラム化され […]