第15回高等学校部会報告(2007.2.10-11 名古屋)
史上最多の参加者数で「古典」を研究・討議 湯原定男(多治見西高等学校) 2月10日(土)~11日(日)名古屋文化短期大学を会場に、読み研第15回高校部会を開催しました。 参加者は、1日目が50名、2日目が42名でした。 […]
第6回関西サークル例会報告(2007.2.3 大阪)
2月3日(土)、8名の参加で第6回例会を開催、教材分析を中心に検討しました。 (1)小説「形」(教育出版・中学2年) 提案 糠野景子(豊中市立第八中学校) 最初に、「構造」と「構成」を区別する意味や、「対立する二つ […]
「教育基本法第10条」の吟味よみ
高橋喜代治 昨年10月、大学の国語科教育法で「教育基本法」の吟味よみを行った。学生への課題を次に示す。 ○次の条文は現教育基本法と改定案の第10条(教育行政)です。比較し、その違いについて考察しなさい。また、あなたはA […]
第5回関西サークル例会報告(2006.11.18 大阪)
11月18日に5回目の例会をもちました。参加は8名でしたが、うち4名の方が夏の大会初参加の方でした。 内容は、日浦成夫さんの「カレーライス」の構造よみと、加藤の「モアイは語る」の教材研究の二つです。 まずは、加藤の報告 […]
冬の大会「一つの花」の模擬授業をふりかえる
本山智子(町田市立忠生第三小学校) 第20回冬の大会「文学作品の教科内容を定着させる授業づくり」では、町田と松戸サークルが共同研究で「一つの花」の前授業計画に取り組んだ。 今回の「一つの花」の授業化の試みは、繰り返し出 […]
展開部以降の線引きの指標を再考する
丸山義昭(読み研運営委員) 読み研通信85号(2006.10) 展開部以降の三つの指標 今夏の大会の模擬授業で中学校の小説教材「形」(菊池寛)展開部の線引きの授業をおこなった。事前に、他の運営委員から「事件の発展」だけ […]
「きつねのおきゃくさま」の教材研究
読み研通信85号(2006.10) 橋口みどり(東京・町田サークル) 一、作品について 絵本「きつねのおきゃくさま」の教材化である。話者(語り手)は、昔のお話を聴者(聞き手)である子どもたちに聞かせるように書いたもので […]
徒然草の評価的「吟味読み」
内藤賢司(福岡・矢部中学校) はじめに 運営委員諸氏のすぐれた実践報告がある中で、こんなささいな実践の報告でもいいのだろうかと思いつつ、報告いたします。もうみなさんも実践してあるのかもしれません。それでも、また違った部 […]
導入部の仕掛けからテーマを読む
『高瀬舟』(中3・光村図書)の場合 佐藤建男(運営委員) 小説の導入部に仕掛けられた「仕掛け」を意識的に読むことによって、その小説の通説的に言われているテーマとは別な、新たなテーマが浮かび上がってくることがある。これは […]