読み研 第34回 夏の大会の報告

 2021年8月21日(土)22日(日)に、読み研 第34回 夏の大会が行われました。昨年はコロナ禍の影響で、夏の大会を実施することができず、2年ぶりの夏の大会になりました。また感染防止の観点から、今年はZoomでの大会になりました。開催にあたって、参加者の皆さんの学習を保障することができるのか等の心配がありましたが、皆さんの鋭い発言も多く、中身の濃い熱気のある大会になりました。

〈参加者の皆さんの感想〉
①入門講座(物語・小説)では、実際の教材を使って構造よみ・形象よみ・吟味よみを体験しながら理解することができました。
②入門講座(説明文・論説文)では、1つの教材を使ってじっくり体験的に学ぶことができて良かったです。授業のヒントがたくさんありました。
③ワークショップ(物語・小説)の分科会では、形象よみの大事さと面白さを味わうことでできました。自分の授業でも挑戦してみようと思いました。
④物語・小説の形象よみで、クライマックスに向かってのしかけが読めるところや伏線に関わるところに線引きするという指標は納得しました。
⑤説明文・論説文の構造よみから論理よみへのシフト(つながり)が分かりやすくて参考になりました。
⑥内言の外言化というのは、以前から大切であると意識していましたが、今回の講演で改めて大切さを認識しました。
⑦講演を聞いて、「これからの授業では、間違いなく対話型の授業が核になり、豊かな対話こそが深い学びを生み出し、高い学力・能力を生み出す」ということが納得できました。
⑧提案される先生と参加者の皆さんの教材の分析が深くて鋭くて、とても勉強になりました。ありがとうございました。

 参加された全ての皆さん、2日間本当にお疲れ様でした。参加された皆さんに感謝いたします。本当にありがとうございました。