「研究紀要」全目次一覧

 発行 科学的「読み」の授業研究会
 頒価 1,000円

※「研究紀要」購入希望の方は「お問い合わせ」宛にメールでお申し込み下さい(郵便番号・住所・氏名・電話番号・勤務校を明記のこと)。送料込み1,000円でお送りいたします。

■■研究紀要14(2012.8)■■

1 学びの指導学 序説 ―国語授業を例に  折出 健二

2 国語科における平和教育―戦争体験継承の問題に則して  竹内 久顕

3 「かげぼうしをふむふみ」考 ―「ごんぎつね」の読みをめぐって  丸山 義昭
           
4 クライマックスを決めれば読むべき箇所が見えてくる ―小説「アイスプラネット」の指導を通して  熊添由紀子
       
5 翻訳を鏡として見えてくる日本語表現  鈴野 高志

6 「要約指導」についての一考察  高橋喜代治

7 『更級日記』冒頭の表現を読む ―古典教育のための一試論3  加藤 郁夫
       

■■研究紀要13(2011.8)■■

1 メロスの妹 ―教材「走れメロス」と〈共依存的〉人間関係―  中村 哲也

2 国語科教育の「内容」を考える  木内  剛

3 戦後国語教育における説明的文章の批判的読解に関する考察―その2  阿部 昇

4 「小見出しつき教材」についての一考察            
   ―説明的文章「月の起源を探る」と「イースター島にはなぜ森がないのか」を例にー  高橋喜代治

5 クリティカル・リ―デイングの試み ―芥川龍之介『魔術』を用いて―  野村 康代
    
6 難教材「ふわふわ」(村上春樹・光村図書 中二)に挑む     
    ―「読み研方式」では「どうにもならない」のかー  五十嵐 淳

7 「語」にこだわって読む古文の読解 ―『徒然草』と『発心集』を例に―  竹田 博雄    

8 『枕草子』「春はあけぼの」を読む ―古典教育のための一試論2  加藤 郁夫
    

■■研究紀要12(2010.8)■■

1 PISA型読解力を育てる〈比べ読み〉の授業──小学校説明文教材の場合──  鶴田清司

2 戦後国語教育における説明的文章の批判的読解に関する考察(その1)  阿部 昇

3 説明的文章の「読みの方法」の系統化 小学校六年間の「学習の系統化」を解明する~自力で読みの力をつける手立て~  永橋和行
  
4 学び合いのある授業をつくる──「クジラの飲み水」の構造よみの実践を通して  内藤賢司

5 評論文の「構造よみ」は問題を解くことに活かせるか  竹田博雄

6「ウミガメと少年」(野坂昭如)を読む──戦争を告発する生命・自然・宇宙──  五十嵐 淳

7 三領域と「取り立て」学習が連動した文法教育を  鈴野高志

8「比べて読む」ことの意義と方法の考察──クリティカルなメディア・リテラシー学習のために──  高橋喜代治

9 古典教育のための一試論──『奥の細道(平泉)』を教材として──  加藤郁夫

■■研究紀要11(2009.8)■■

1 明晰な思考とは―加藤周一の西尾実論文批判の思考―  小田迪夫

2 俳句創作指導の意義に関する考察  大内善一

3「這い回る」古典から「読みの授業」としての古典への転回
 ―古典の醍醐味を味わい読む力をつける―  阿部 昇

4 構造よみの役割とクライマックスの指標を再考する  丸山義昭

5「坊ちゃん」導入部の形象よみ  五十嵐淳

6 読み方指導における「線引き」の意味  加藤郁夫

7 小説の吟味よみについての考察―『カレーライス』(重松清)を例に―  竹田博雄

8 大江健三郎『死者の奢り』―教材分析と授業記録―  松井 健

9 国際バカロレア「文学」から学ぶ日本の国語科教育の課題  岩崎成寿

10 メディア・リテラシーの新たな構想―私の指導過程の修正を通して―  高橋喜代治

■■研究紀要X(2008.8)■■

1 教科書の教授学的研究  柴田義松

2 全国学力学習状況調査・秋田県の結果に関する考察―平成十九年度「国語」の結果分析と課題―  阿部 昇

3 これからの古典教育を考える  加藤郁夫

4 比喩を読むスキルの体系化試案  岩崎成寿

5 展開部以降の線引きの理論と導入段階の方法  丸山義昭

6 線引きによる授業のむずかしさとその可能性  佐藤建男

7 村上春樹の教科書作品をどう読むか―小説「バースディ・ガール」の教材分析―  五十嵐 淳

8 志賀直哉「城の崎にて」の構造よみと授業記録  湯原定男

9 メタ認知的読解力を育てる指導―説明的文章を例にー  高橋喜代治

10 国語の教科内容と授業(三)―新学習指導要領(国語科)と全国学力テストの相関関係を検討するー  小林義明

11 ショートショートの魅力を考える―『ウサギとカメ』の面白さを含めてー  喜岡淳治

■■研究紀要IX(2007.8)■■

1 「科学的読み」の源流を探る  豊田ひさき

2 HOWとHWYの問題―中学国語教材池田晶子「言葉の力」をめぐって―  田中 実

3 PISA「読解力」とCOE国語学力調査から導き出される「読むこと」指導の改革課題―2000年・2003年PISA及び2003年お茶の水女子大学COE学力調査の結果分析―  阿部 昇

4 物語・小説の構造よみのための一試論―二つの勢力とクライマックスをめぐって―  加藤郁夫

5 「読み研」方式で読みとく「注文の多い料理店」  五十嵐 淳

6 「ごんぎつね」の授業実践報告―読みのキーワードを取り入れる試み―  松岡俊宏

7 「包括」で考える説明的文章の読み方指導  丸山義昭

8 鈴木孝夫「ものとことば」教材研究―構造よみと吟味よみを中心に  湯原定男

9 学習集団―討論の二重方式―班の学習を問題にせよ―  高橋喜代治

10 国語の教科内容と授業(二)―指導要領改定に先行する全国学力テスト―  小林義明

11 実践報告 詩の授業―中野重治「浪」  麻生 信子

■■研究紀要VIII(2006.8)■■

1 「発達の最近接領域と学習集団の実践」  柴田義松

2 「作品理解を深める音声化行為」  高橋俊三

3 「物語・小説の『構造よみ』における『構成』と『構造』についての批判的検討」  阿部 昇

4 「説明的文章の読み方指導における〈柱〉の概念の検討」  加藤郁夫

5 「説明文では何を読ませるか─『サクラソウとトラマルハナバチ』(鷲谷いづみ)を例に─」  丸山義昭

6 「説明的文章を『豊かに読む』とはどういうことか」  高橋喜代治

7 「PISA調査結果に見る『読解』指導の方向性」   宮城洋之

8「『大造じいさんとがん』の授業─心情よみからどう転換していくのか─」  小林信次

9 共同研究(町田&松戸サークル)「『一つの花』(小4)の全指導案」  橋口みどり

10 国語の教科内容と授業(一)   小林義明

■■研究紀要VII(2005.8)■■

1 「部分形象が全体形象を照射する」  西郷竹彦

2 「PISAと国語の時間数」  高木まさき

3 「『公』と『私』の揺れの間で──『高瀬舟』(森鴎外)導入部の仕掛けを読む──」  加藤郁夫

4 「“境界の物語”として『空中ブランコ乗りのキキ』を読む」  五十嵐 淳

5 「国語の『授業空間』とは何か──中一国語『空中ブランコ乗りのキキ』の授業から──」  小倉泰子

6 「新教材『風切るつばさ』をどう読むか──『無い物ねだりの読み』は成立するか──」  佐藤建男

7 「説明的文章を的確かつ豊かに読むためのセオリーの追究」  丸山義昭

8 「『「である」ことと「する」こと』の教材研究」  岩崎成寿

9 「習熟度別学習の問題点を探る」  高橋喜代治

10「リスニングからプレゼンテーションへ──新教材『セヴァン・スズキのスピーチ』を例に──」  小林義明

■■研究紀要VI(2004.8)■■

1 「詭弁の天才はボクだった!──『オツベルと象』(宮澤賢治)のゆくえ──」  須貝千里

2 「詩の『構造よみ』は『起承転結』だけでよいか──加藤郁夫氏の再反論にこたえる──」  鶴田清司

3 「物語・小説の授業における『「問い」づくり』指導についての考察」  阿部 昇

4 「語りの仕掛けを読む──『なめとこ山の熊』の『私』──」  加藤郁夫

5 「ディベートで読む『こころ』の授業──二値的論題による形象よみは有効か──」  岩崎成寿

6 「『読み』から『話す』への発展──詩『わたしが一番きれいだったとき』を例に──」  小林義明

7 「説明的文章の構造よみをどうおこなうか」  丸山義昭

8 「説明的文章の授業をどうすすめるか──『クジラたちの音の世界』を例に──」  五十嵐 淳

9 「記録文の構造よみの実践的問題──松戸読み研と新潟サークルの提案に関わって──」  長畑龍介

10「批判的吟味で確かな調べ学習を展開する──『動物のくらしと睡眠』(教育出版・中1)を例に──」  高橋喜代治

■■研究紀要V(2003.8)■■

1 「文芸の筋と象徴──魯迅『故郷』における〈月〉と〈壁〉──」  西郷竹彦

2 「振り子のなかの〈文学の原理〉──『文学研究・文学教育』の根拠をどう考えればよいのか──」  田中 実

3 「『おにたのぼうし』(教育出版・小三)の『事件設定』と主題を読む」  佐藤建男

4 「新教材『秘密』の教材研究──プロットを明らかにして読みを深める──」  小林義明

5 「『こころ』全文の構造よみ試案──ストーリーとプロットを識別する読みの指導──」  岩崎成寿

6 「『起承転結』論 ふたたび──鶴田清司氏の反論に答える──」  加藤郁夫

7 「詩の『技法よみ』について──視覚的な技法の検討──」  村上大介

8 「『論理』=『批判』を教える授業実践の試み」  薄井道正

9 「小学校低学年の説明的文章読解指導──『すみれとあり』(教育出版・小二・上)を例に──」  柳田良雄

10「記録文教材をどう読むか──『ツバメがすむ町』(川道美枝子)の読み方指導──」  丸山義昭

11「社会的文脈とクリティカルな読み」  高橋喜代治

12「表現力を高める作文指導について」  臺野芳孝

■■研究紀要IV(2002.8)■■

1 「近・現代小説の教材性崩壊」  渋谷 孝

2 「詩の『構造よみ』とは何か──加藤郁夫氏の批判にこたえる──」  鶴田清司

3 「大西忠治の『主題よみ』(小説・物語)についての批判的検討──『吟味よみ』の指導過程を提案する──」  阿部 昇

4 「『プロット』論──時間と形象に関わって──」  加藤郁夫

5 「小学校中学年の分析と総合のよみ──『わすれられないおくりもの』の教材分析──」  臺野芳孝

6 「低学年での読み研方式の授業 『かさこじぞう』の授業の発問計画」  小林信次

7 「友達が見え、また自分自身が見えてくる授業を 感想─読み手の中に結ばれた作品の像─をお互いが読み合うことから」  小倉泰子

8 「説明文教材の構造よみ・要約よみはどうおこなうか──『花を見つける手がかり』を例に──」  丸山義昭

9 「記録文の構造、要約、要旨よみ──小田氏と阿部氏の主張に関わって──」  長畑龍介

10「説明文・論説文の教授過程──『マスメディアを通した現実世界』を例に──」  五十嵐 淳

11「新教材『ホタルの水辺』の教材研究──要約よみ・吟味よみを中心にして──」  日浦成夫

12「メディア・リテラシー教育の方向性」  高橋喜代治

13「読みから書きへの発展」  小林義明

■■研究紀要III(2001.8)■■

1 「『論理』とは何か」  宇佐美 寛

2 『実践としての理論的な『読み』」  小森陽一

3 「プロットの転化としてクライマックスを捉え直す──大西忠治・前沢泰ストーリー・プロット論争を切り口に──」  阿部 昇

4 「『起承転結』論──『構造』と『構成』をめぐって──」  加藤郁夫

5 「『一つの花』構造分析をめぐって──『文芸論』『教科研』『読み研』の類似点・相違点──」  町田雅弘

6 「『包括』で解く 説明的文章・構造よみの諸問題──新潟サークルの研究から──」  丸山義昭

7 「文章における『論理』と『批判』を授業でどう教えるか──『論理』と『批判』を教える具体例──」  薄井道正

8 「『読み研方式』と教材研究 『あらしの夜に』(木村裕一)」  臺野芳孝

9 「絵本教材『ちかい』と四つのテキスト」  広井志保

10「詩の初めての構造よみ──頼山陽の俗謡と『つなぎ』教材を使って──」  高橋喜代治

11「『大人になれなかった弟たちに…』の教材分析と授業化」  小林義明

12「小川国夫『物と心』──形象・主題よみの授業のポイント──」  杉山明信

13「授業中の評価──四つのポイント──」  柳田良雄

■■研究紀要II(2000.8)■■

1 「説明的文章の読解における“情報不足”の問題」  小田迪夫

2 「言語技術教育としての詩の鑑賞指導──新教材『山』(藤原定)の教材分析と授業案──」  鶴田清司

3 授業の活性化へ向けての教材研究」  柳田良雄

4 「『やまなし』(宮沢賢治)を読む──構造よみを中心として──」  加藤郁夫

5 「『少年の日の思い出』構造とテーマについての考察」  平野孝子

6 「授業の焦点化(文学作品)──『少年の日の思い出』を6時間で授業化する──」  小林義明

7 「中三の授業不成立に取り組んだ一年間」  小倉泰子

8 「授業・自由律俳句二句──二作品を読み重ねる──」  広井 護

9 「『広告の形而上学』(岩井克人)の読み方指導」 丸山義昭

10「阿部昇氏の『柱』の概念を検討する」  五十嵐 淳

11「説明的文章の論理関係をめぐる論争点」  長畑龍介

12「説明的文章『魚の感覚』をどのように授業化するか──『「説明的文章教材」の徹底批判』・実践篇──」  阿部 昇

■■研究紀要I(1999.8)■■

1 「〈夕暮れ〉の視点で読む──漱石『彼岸過迄』について──」  平岡敏夫

2 「国語科でどんな学力をつけるか」  柴田義松

3 「教材研究『一つの花』」  加藤郁夫

4 「『永訣の朝』の読み方指導」  丸山義昭

5 「『Ora Orade Shitori egumo』の謎」  杉山明信

6 「説明的文章の論理の読みとりと吟味」  長畑龍介

7 「憲法『前文』の読み方」  海崎義隆

8 「論説文を読むための技法──第一部『構造よみ』試論」  薄井道正

9 「『読み研方式』の低学年の『読み』の授業」  臺野芳孝

10「大西忠治 読み方教育の思想」  建石哲男

11「学習集団の指導をめぐって」  小倉泰子

12「対話から討論へ──教科的真実を追究するための方法論──」  小林義明

13「二つの『指導言』をめぐる一考察」  阿部 昇

プロフィール

「読み」の授業研究会
「読み」の授業研究会(読み研)
「読み」の授業研究会は、子どもたちに深く豊かな国語の力を身につけさせるための方法を体系的に解明している国語科の研究会です。
2021年に設立35年を迎えました。