構造よみ
「種をまく人」学校図書 中学三年 構造読み
「種をまく人」の構造読みを、1月30日の第五回神奈川学習会の場で、みんなで考えてみました。いっけんすると、バラバラの話の短編が三つ集まったようなのですが、この教材部分で構造を考えることができました。構造を考えてみたら、や […]
「ちいちゃんのかげおくり」山場の部をよむ
『読み研通信』111号(2013.7)より 奥冨 浩 (三芳町立竹間沢小学校) ○はじめに 二〇一一年にも、当通信にて「ちいちゃんのかげおくり」構造よみのレポートをしました。今回は、山場の部のよみを報告します。 子どもた […]
構造よみの指導~「小さな手袋」(内海隆一郎) 三省堂・中学二年~
1.小説「小さな手袋」 小学校3年生のシホは雑木林の中で年老いたおばあさんと出会い、交流を深める。おばあさんは雑木林に隣接する病院に入院している患者であった。しかし1ヶ月後、シホは祖父の死をきっかけにおばあさんとの交流を […]
入門講座・説明文の「読むこと」指導・徹底入門
2010年夏の大会で配布したレジュメから 2010年夏の大会・入門講座の資料です。鈴野が担当の予定でしたが、校務と重なってしまい、実際には加藤郁夫さんに担当していただきました。 0.説明的文章の指導過程 15分 ★三段 […]
「藪の中」の構造を読む
読み研通信95号(2009.4) 1 はじめに 「藪の中」を辞書で調べると、「(芥川竜之介の同名の小説から)関係者の言うことが食い違っていて、真相が分からないこと」(『広辞苑』第四版)とある。それほど有名な作品であるにも […]
「土」の教材研究と指導言計画
土 三好達治 1 蟻が 短(3)2 蝶の羽をひいて行く 長(3・3・3・2)3 ああ 短(2)4 ヨットのようだ 長(4・3) 【教材研究】 ◎構造よみにおける〈転 […]
『モチモチの木』(光村小三)の授業
読み研通信87号(2007.4) 本山智子(町田市立忠生第三小学校) I.はじめに シリーズの二回目として、斎藤隆介の「モチモチの木」を取り上げた。 教師は、物語を読んで構造よみをする。この時まずつかむべき事は、発端と […]
発端の基準として「勢力の出会い」を重視しすぎることの是非 ~『物と心』構造よみ(発端)を通して~
読み研通信86号(2007.1) 1.構造読み発端の授業 「物と心」の発端として候補に挙がる箇所は、次の二箇所であろう。A「兄の宗一と一緒に、・・・」B「浩は、自分は丸刃にしてしまったが、・・・」Aを支持する意見は、「兄 […]
『物と心』(小川国夫)構造よみ教材分析
本作品は、現在私が教えている学校で、中学三年生の教材として位置づけられている。形象よみ・主題よみの教材分析は既に本HPに既に掲載されているので、構造よみの分析(発端で出会う二つの勢力を中心に)を試みてみたい。 1. 教 […]