授業びらき「名前の折句で自己紹介」(小学校編)

読み研通信』第126号(2018.3.31発行)より大庭 珠枝先生の「授業びらき」を再掲します。


 小学校高学年で初めて出会った子どもたちとの授業びらきで、楽しかった実践を紹介します。

 まず自己紹介をします。その際、名前を使った折り句を一行ずつ提示していきます。例えば次のようなものです。

おらかな
お(O)型です
れえボールが大好きです
まにうっかりするけれど
え向きなのが取り柄です
がお満開 どうぞよろしく

 全員で音読をすることで、子どもたちは、リズムのよさにも気付き始めます。そして、「あいうえお作文だね」「面白そう」というつぶやきが聞こえたときがチャンス。「面白そうでしょう。みんなも折り句を作って自己紹介をしよう」と投げかけ、折り句作りに取り組ませます。真剣かつ和やかに言葉選びを楽しむ心地よい空気が、程なく漂い始めます。

 最後に、いつも無意識に使っている日本語を意識化して楽しく学びながら、読み方や書き方、話し方等を鍛え、美しい日本語の使い手になってほしいという教師の願いを伝え、授業を終えます。

大庭 珠枝先生

ちなみに、色画用紙に清書すれば、そのまま壁面掲示にも使えるというおまけ付きです。
是非、試してみてください。

今回ご紹介した文章は、『読み研通信』に掲載されていたものです。
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「読み」の授業研究会(読み研)
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