夏の大会の感想

 雑誌「生活指導」(全国生活指導研究協議会編・高文研発行)の2019年2・3月号に、2018年「読み」研夏の大会に参加された中学校の先生の記事が掲載されています。タイトルは「全国学テ狂想曲と凄まじいブラック化の中で」です。学校現場は超多忙をきわめ、教材研究や授業準備どころではなく、子どもと向き合う時間も余裕もない。そんな中で、「読み」研の大会に参加して「仲間とじっくり教材研究ができる読み研の研究会がうらやましかった。」と感想を寄せています。そのままご紹介します。

 「この夏(全生研の)全国大会のほかに『読み』研という国語の授業研究会に参加した。昔から『読み』研で活躍していた先生が、秋田大学の教授となり、教科書編纂にも関わっている。秋田県では、国語の教材研究を共同でどんどん行っているらしい。驚いたことには、秋田県の教育センターの指導主事の先生が、全体会のなかで模擬授業をされた。読みが深まるすばらしい授業だったが、『読み』研らしく、その後、授業検討会で批判的な意見も肯定的な意見も活発に出た。『すごい!うちの県の指導主事は、こんな批判的な意見が出るような場には絶対立たない!』と感動した。うちの県の国語科の指導主事も秋田県を見習ったらいいのに、とつくづくうらやましかった。」

「生活指導」誌をぜひお読みください。