読み研、研究紀要18号が刊行されました
読み研、研究紀要18号が刊行されました。 18号では、梅原利夫氏(民主教育研究所)に『学習指導要領体制をのりこえるための四つの論点』をご寄稿いただきました。氏は、すでに『新学習指導要領を主体的につかむ』(二〇一八年)に […]
劇場版「ごん」を観る
新美南吉の「ごんぎつね」の映画化です。人形アニメーションで、上映時間30分の小品です。 何よりも、映像が美しいのです。枝の先にとまってなくもず。すすきの穂の中から顔をのぞかせるごん。彼岸花が一面に咲き乱れる野原。一つ […]
『大造じいさんとがん』常体バージョンと敬体バージョンの比較
椋鳩十『大造じいさんとガン』には、常体バージョンと敬体バージョンがある。光村図書・東京書籍・学校図書は敬体バージョンを、教育出版は常体バージョンを採用している。同じ敬体バージョンでも、光村図書は「まえがき」があるものを […]
3月1日の高校部会を6月に延期します
新型コロナウィルスの流行を考え、1日(日)に予定していました高校部会を6月に延期することとしました。ご予定いただいていた方々には申し訳ありませんが、ご理解ください。日程が決まり次第、HPなどでお知らせいたします。
小学校 物語の教材研究 (東書・小一)「おとうとねずみ チロ」(もりやまみやこ)を読む その3
その1/その2/その3 5「あ、り、が、と、う。」の読み〈四場面〉の最後は次のようである。 そして、「ありがとう。」が きえるのを まって、もう 一ど、こんどは ゆっくり いいました。「あ、り、が、と、う。」チロは、「あ […]
小学校 物語の教材研究 (東書・小一)「おとうとねずみ チロ」(もりやまみやこ)を読む その2
その1/その2/その3 4〈二場面〉と〈四場面〉を比べる 兄さんや姉さんに「チロのはないよ」と言われたとき、チロはとても心配して、おばあちゃんに自分の思い(あるいは自分の存在)を伝えたいと思う。しかし、字が書けないチロに […]
小学校 物語の教材研究 (東書・小一)「おとうとねずみ チロ」(もりやまみやこ)を読む その1
読み研通信124号からの転載です。 その1/その2/その3 「おとうとねずみ チロ」は、東京書籍小学1年・下に収録されている三匹のねずみのきょうだいの物語である。以下のようなあらすじである。 ある日、おばあちゃんから「新 […]
「教育科学国語教育」 9月号(2019)の紹介
言葉による見方・考え方言葉による見方・考え方 表記の特集で、加藤が「物語の教材研究で鍛える五つの観点」というテーマで書いています。ぜひ、ご一読下さい。
第4回 「古典を読む会」へのお誘い
とことん表現にこだわって読む 古典の授業は、面白くない。 多くの高校の国語教師は、そう思っている。そして、その理由も知っている。 文法と口語訳の古典が魅力的であるわけがない。 文科省は、「我が国の言語文化」を大事にとは […]