文芸作品(詩・小説)を教え、学ぶことの意義 ―ヴィゴツキー「美の教育」論に学ぶ―
読み研通信80号(2005.7) 柴田義松(東京大学名誉教授) なぜ詩や小説を教え、学ぶのか 文芸作品で何をどう教え学ぶかについては、西郷竹彦氏や大西忠治氏の研究のおかげで、だいぶんその実質的内容が明らかにされてきた。 […]
第13回高等学校部会報告(2005.2.19-20 札幌)
第13回高等学校部会報告(2005.2.19-20 札幌) 荒木由紀子(札幌平岡高校) 2月19日(土)~20日(日)の2日間、北海道札幌市の「かでる2・7」を会場に、科学的「読み」の授業研究会第13回高校部会を開催し […]
随筆の構造よみ ─「字のないはがき」─
読み研通信78号(2005.1) 西原丈人(立命館宇治中学校・高等学校) 1 はじめに この原稿を書くにあたって大いに迷った。なぜなら、私は「読み研方式」を踏襲した授業を実践しているわけではない。むしろ「読み研方式」に […]
教材研究 詩の授業『山頂』
読み研通信78号(2005.1) 岡本康子(東大阪市立八戸の里小学校) 1 はじめに この教材は、読み研の友人が持ってきたものを、数人の仲間と教材分析をしたものです。それをもとに自分なりの授業をしています。ここ数年、若 […]
第1回読み研・文芸研合同研究会(2004.11.13-14 大阪)
科学的「読み」の授業研究会(読み研)と文芸教育研究協議会(文芸研)と合同での研究会をもちました。国語教育界にはさまざまな研究会があります。しかし、これまで研究会の枠をこえて、お互いの理論や実践の交流を目指すことはほとん […]
中学校部会報告(2004.10.15-16 東京)
五十嵐 淳(担当運営委員) 2004年10月15日(金)・16日(土)の二日間にわたり、東京都葛飾区立一之台中学校を会場として、読み研中学校部会が開催されました。 中学校部会は、第1回より、模擬授業ではなく、実際の生徒 […]
高橋順子『ジーンズ』で詩の読み方を教える
読み研通信77号(2004.10) 児玉健太郎(大阪府豊中市立第八中学校) 一 はじめに 本教材は、平成一四(二〇〇二)年度版三省堂『現代の国語2』(一三四~一三五頁)に掲載されている詩教材である。まず教材本文を掲げる […]
国語授業の改革4号(2004年)
国語科の教科内容をデザインする 「国語」は、すべての教科のうちでも最もその教科内容が曖昧な教科の一つであると言えます。もちろん、算数・数学であっても社会であっても、厳密に検討すればその教科内容に曖昧さがあることは間違い […]
説明的文章の構造よみをどうおこなうか
研究紀要VI(2004.8) 丸山義昭(新潟県立長岡高等学校) 1 構造よみとは何か 一 なぜ構造よみを最初にやるのか 構造よみとは、文章を前文・本文・後文(序論・本論・結論)の三部構造で把握することであり、構造よみ・ […]