研究・実践
実践をどうつくりだしていくのか- 若い教師への実践のアドバイス -
今、「主体的・対話的で深い学び」をどう実現するかということが課題になっています。国語においても、主体的で、対話的な学びをつくりだすためには、なんといっても学級が「学び合える集団である」ということが大事だと思います。しかし […]
俳句の教材研究 「いくたびも雪の深さを尋ねけり」
俳句を扱った時の教材研究を紹介します。 いくたびも雪の深さを尋ねけり 正岡子規 〈季語〉雪(冬) 〈切れ字〉けり 〈どこで一番大きく変化しているか〉いくたびも雪の深さを/尋ねけり①「雪の深さ」はふつうなら測るといった […]
将来のマネジメントに活かせる「読み」の力
先日、あるビジネスコンサルタントの講演を聴く機会があり、面白い内容だったのでさっそく著書を読んでみた。岸良裕司・きしらまゆこ著『考える力をつける3つの道具』(ダイヤモンド社、2014年)である。 本書は、職場・家庭・ […]
解説(怪説!?)小倉百人一首
勤務している私立中学校1・2年生の冬休みの宿題は、毎年恒例で「小倉百人一首を覚える」です。1年生で初めの10首、2年生でさらにプラス20首(合計30首)を覚えることになっています。 国語便覧や市販の解説書を用いて覚えて […]
読み研として「系統的な指導」をもっと重視しよう
読み研は、国語科の教科内容を丁寧に追究し続けてきた。その結果、多くの成果を生み出してきている。ただし、系統性という点ではまだ弱さがある。物語・小説、説明文・論説文それぞれについて、もっと教科内容の系統性を重視すべきであ […]
「ごんぎつね・山場の模擬指導」
教育実習に向けて、「国語科指導法」や「実習の事前指導」を行っている。紹介するのは、「ごんぎつね」の「山場」の学生の模擬授業である。一つのグループが模擬授業をやり、生徒役と参観者に分かれて進めている。
説明文指導の工夫 ~「算数みたいです!」~
現在、小学3年生を担任している。隣の学級は新採用の女性の先生である。授業の進め方のアドバイスをしながら共に進めている。 先日、説明文教材「めだか」を終えた。共に進めている彼女から次のような報告を受けた。「『めだか』の『 […]
書評「読みのスリルとサスペンス」(広井護著)
高知の広井護さんが本を出された。広井さんは私立土佐中高等学校の国語教師で、古くから読み研にも参加されている実践家である。 『読みのスリルとサスペンス ― 深層読みで名作に迫る』というタイトルである。 簡単に目次を紹介 […]