教材分析
小学校・詩の授業「風景 純銀もざいく」(山村暮鳥)教材分析
『読み研通信』116号より 1 教材分析 風景 純銀もざいく 山村暮鳥 いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのは […]
「蜘蛛の糸」(芥川龍之介)の教材分析
◆構造・構成のよみ 冒頭 ある日のことで・・・ 発端 すると、地獄の底に・・・ 山場のはじまり すると、一生懸命に上ったかいがあって、・・・ ◎クライマックス 今までなんともなかった蜘蛛の糸が、急に犍 […]
夏目漱石『夢十夜』・「第一夜」の教材分析
「読み研通信」109号より 湯原 定男 1 この小説について 本校で採用している第一学習社新訂国語総合現代文編には夏目漱石の「夢十夜」の第一話と第六話が掲載されている。 第一話は「こんな夢を見た。腕組みをして枕元に座って […]
きつねのおきゃくさま 教材についての雑感
「きつねのおきゃくさま」の教科内容についての雑感 教材分析 ①登場人物について寓話や昔話に登場する動物は、その動物であることに寓意を持たせているので、登場人物についての性格や性向・一般的なイメージなどはおさえておくことが […]
『ちいちゃんのかげおくり』(あまんきみこ/小3)を読む
読み研通信101号(2010.11) 『ちいちやんのかげおくり』は、光村図書三年下に収録されている作品である。 あらすじは、 お父さんの出征の前日、ちいちやんは家族四人で「かげおくり」(影法師をじっと見つめてから空を見 […]
高校最初の授業で小説の学び方をどう教えるか
志賀直哉『暗夜行路』「序詞」を使って 読み研第24回夏の大会において、「中学校・高等学校の国語の授業づくり入門」を担当した。その際、高校1年最初の授業で扱った教材『暗夜行路』の中の「序詞」を取り上げたが、本報告はその再 […]
「藪の中」の構造を読む
読み研通信95号(2009.4) 1 はじめに 「藪の中」を辞書で調べると、「(芥川竜之介の同名の小説から)関係者の言うことが食い違っていて、真相が分からないこと」(『広辞苑』第四版)とある。それほど有名な作品であるにも […]
『物と心』(小川国夫)構造よみ教材分析
本作品は、現在私が教えている学校で、中学三年生の教材として位置づけられている。形象よみ・主題よみの教材分析は既に本HPに既に掲載されているので、構造よみの分析(発端で出会う二つの勢力を中心に)を試みてみたい。 1. 教 […]