読み研通信
教材研究と授業をつなぐもの ─西原さんの疑問に関わって
読み研通信79号(2005.4) 前号で立命館宇治中学高校の西原さんが、読み研方式について次のように述べている。 例えば、説明的文章の「構造よみ」や「論理よみ」では必ずといっていいほど教師同士で意見が対立する。お互い […]
メディアリテラシー教育と読みの指導との連携という課題
読み研通信78号(2005.1) (1)メディアリテラシー教育の展開 メディアリテラシー教育の重要性が、ここのところ強調されてきている。様々な書籍が発行され、発表論文も増えてきている。NIE学会も間もなく発足する。 「 […]
教材研究 詩の授業『山頂』
読み研通信78号(2005.1) 岡本康子(東大阪市立八戸の里小学校) 1 はじめに この教材は、読み研の友人が持ってきたものを、数人の仲間と教材分析をしたものです。それをもとに自分なりの授業をしています。ここ数年、若 […]
「海の命」(立松和平)の教材分析(構造よみ)
読み研通信77号(2004.10) 一 教材について 「海の命」は、登場人物「太一」の少年期から始まり、青年、壮年になるまでの生涯が描かれている。父親たちの暮らした海をこよなく愛する太一。その海に対する熱い思いと、村一番 […]
高橋順子『ジーンズ』で詩の読み方を教える
読み研通信77号(2004.10) 児玉健太郎(大阪府豊中市立第八中学校) 一 はじめに 本教材は、平成一四(二〇〇二)年度版三省堂『現代の国語2』(一三四~一三五頁)に掲載されている詩教材である。まず教材本文を掲げる […]
国語科の教科内容の再構築という課題
読み研通信76号(2004.7) 1 国語科の教科内容の曖昧さ・あてどなさ 各地で小中高の国語の科授業を見る機会が多くあるが、それらの多くに共通する一つの問題がある。それは、その「授業でどういった国語の「力」をつけてい […]
討論のある授業づくり
読み研通信76号(2004.7) 内藤賢司(福岡・辺春中学校) 1 はじめに 本稿では、まず実際の討論の様子を述べ、その後で討論のある授業づくりについて、私が意識的・日常的に展開していることについて述べていきたい。 […]
「書くこと」再考・「読むこと」再考 ―三読法の実践事情―
読み研通信76号(2004.7) 加納一志(東京都多摩市立多摩中学校) わたしの課題意識 よみ研方式の三読法を授業で実践しはじめて一五年ほどが経つが、国語教師として二つの大きな課題意識を持っている。 一つは、「読む」だ […]
メディアリテラシーと国語 「子どもからのアクセスで読み解く」
読み研通信75号(2004.4) 高橋喜代治(三芳中学校) 一、 はじめに 前回(第2回)で、私はメディア・リテラシーの導入期の学習として、新聞のプロ野球の試合のニュースを使い「較べ読み」というメディア学習の方法につい […]