京都国語研究会の報告

 2月7日(土)に京都国語研究会が行われました。京都市内の先生を中心に7人の方が参加されました。「モチモチの木」の教材をみんなで分析し、この教材で教える教科内容を論議することができました。また、話題になっている「言語活動」についても交流することができ、有意義な研究会になりました。

○改めて、教材で(作品で)何を教えるのかということを学ぶことができました。現場ではそういう議論もなく、どう進めるのかという議論ばかりでした。またこういう場で学びなおしたいです。(Aさん)

○「モチモチの木」の教材分析を通して、この物語から何を読み取らせるのか考えました。「人間は簡単には変わらない。」という視点は、この教材を道徳的に読み取らないということからも、欠かせない点であると改めて感じています。(Bさん)

○「モチモチの木」おもしろいです。最後の3行に込められた「人間らしさ」が何とも言えない味わい深い作品になっていて、そこが魅力なんだなあと思いました。「言語活動」についてもっともっと学びたいです。どうしたら、今の京都市の国語と自分の実践との折り合い(?)をつけられるのか。(Cさん)