授業びらき「紙芝居と家庭学習のことと『あと出しジャンケン』」(中学・高校編)

『読み研通信』第126号(2018.3.31発行)より岸あゆり先生「授業びらき」を再掲します。


岸 あゆり先生

「授業びらき」では、自己紹介家庭学習の話ゲームを行います。

1.自己紹介
 自己紹介では自分で描いた紙芝居を見せています。
 スケッチブックの紙芝居(「5分で分かる芥川龍之介の生涯」「逆説」など)を解説しながら見せていきます。
2.国語の家庭学習の話
 その後、国語の家庭学習の話をします。
 授業で話し、書き、考えることで50%達成できるが、あとの50%は家庭学習で完成されること。授業ではすべてを板書せずに意図的に省略して書くと予告し、家庭学習としてノートまとめをするように推奨しています。
 「国語は実技」と言うと音楽科の生徒は納得するようです。
3.ゲーム
 残りの時間で「あと出しジャンケン」(先生が出した手に勝つように後出しでじゃんけんをする。次に負けるように指示を出す。それをだんだん早くしていく。みんなで声を出しながらやると盛り上がる。)
 「待ち合わせ」(インターネットで「待ち合わせアイスブレイク」で検索)などのゲームをして、楽しみながらグループ活動の時のルールを伝えていきます。

 最初の授業は子どもたちの意欲を引き出すために、大いに盛り上げたいなあと思っています。

今回ご紹介した文章は、『読み研通信』に掲載されていたものです。
最新の教育情報や教材研究を掲載している『読み研通信』は、年四回・無料でメール配信しています。

プロフィール

「読み」の授業研究会
「読み」の授業研究会(読み研)
「読み」の授業研究会は、子どもたちに深く豊かな国語の力を身につけさせるための方法を体系的に解明している国語科の研究会です。
2021年に設立35年を迎えました。