コラム・提言
「徒然草」の「柑子の木」のミカンはおいしかったか?
異聞「日本教育方法学会」in鹿児島 第41回日本教育方法学会が10月1・2日の両日、鹿児島大学で開催された。それに先立って9月30日、鹿児島大学付属中学校で麻生信子さん(筑紫女学園大学)が「徒然草」の「神無月のころ」の […]
民間国語教育研究団体のあり方について―文芸研・読み研合同研究会の意義―
読み研通信81号(2005.10) 鶴田清司(都留文科大学) 一 民間教育研究団体のあり方 私は、民間の国語教育研究団体における授業研究の問題点と今後のあり方について、以下の三点を指摘したことがある。(第98回全国大学 […]
文芸作品(詩・小説)を教え、学ぶことの意義 ―ヴィゴツキー「美の教育」論に学ぶ―
読み研通信80号(2005.7) 柴田義松(東京大学名誉教授) なぜ詩や小説を教え、学ぶのか 文芸作品で何をどう教え学ぶかについては、西郷竹彦氏や大西忠治氏の研究のおかげで、だいぶんその実質的内容が明らかにされてきた。 […]
「21世紀COEプログラム」国語学力調査報告
2002年に文部科学省が「世界的研究教育拠点の形成のための重点的支援―21世紀COEプログラム」を立ち上げた。そのプログラムにお茶の水女子大学大学院人間文化研究科が「誕生から死までの人間発達科学」をテーマに応募し採択さ […]
メディアリテラシー教育と読みの指導との連携という課題
読み研通信78号(2005.1) (1)メディアリテラシー教育の展開 メディアリテラシー教育の重要性が、ここのところ強調されてきている。様々な書籍が発行され、発表論文も増えてきている。NIE学会も間もなく発足する。 「 […]
国語科の教科内容の再構築という課題
読み研通信76号(2004.7) 1 国語科の教科内容の曖昧さ・あてどなさ 各地で小中高の国語の科授業を見る機会が多くあるが、それらの多くに共通する一つの問題がある。それは、その「授業でどういった国語の「力」をつけてい […]
いま、読み研に何が求められるか 実践のシンプルさと理論の深まりを
読み研通信67号(2002.4) 1 週休二日制と新学習指導要領 二〇〇二年から始まる週休二日制、さらには新しい学習指導要領の中で、中学・高校においても国語の時間数がこれまでよりも減ることははっきりしている。ちなみに、 […]
新指導要領と読み研の今後
読み研通信66号(2002.1) 1 国語の授業が変わる 新指導要領実施に伴い、国語の授業が大きく変化している。ていねいな読解を避け、粗筋をなぞる文学作品指導。一読後すぐに調査活動を促す説明文指導。書かれている内容から […]