研究・実践
『国語教育』(明治図書)に阿部が連載を始めました
「自分の考え」を鍛える論争読みのススメ 2012年4月から『国語教育』(明治図書)に読み研代表の阿部 昇が連載を始めました。 テーマは「『自分の考え』を鍛える論争読みのススメ―論説文の読み方入門」です。 読み研での研究 […]
中2古典「敦盛の最期」の読みのポイント
内藤 賢司 この教材は、古文で書かれた部分(以下、本文という)をはさむかたちで、その前後に概略が施されている。このような書かれ方(構成の仕方)は、よくある教材提示の方法であろう。この教材は、概略部分と本文とが一つになって […]
高校最初の授業で小説の学び方をどう教えるか
志賀直哉『暗夜行路』「序詞」を使って 読み研第24回夏の大会において、「中学校・高等学校の国語の授業づくり入門」を担当した。その際、高校1年最初の授業で扱った教材『暗夜行路』の中の「序詞」を取り上げたが、本報告はその再 […]
入門講座・説明文の「読むこと」指導・徹底入門
2010年夏の大会で配布したレジュメから 2010年夏の大会・入門講座の資料です。鈴野が担当の予定でしたが、校務と重なってしまい、実際には加藤郁夫さんに担当していただきました。 0.説明的文章の指導過程 15分 ★三段 […]
「藪の中」の構造を読む
読み研通信95号(2009.4) 1 はじめに 「藪の中」を辞書で調べると、「(芥川竜之介の同名の小説から)関係者の言うことが食い違っていて、真相が分からないこと」(『広辞苑』第四版)とある。それほど有名な作品であるにも […]
スポーツ記事におけるステレオタイプの吟味・批評
メディアリテラシーの授業・全記録 この授業記録は、読み研編『国語授業の改革8 PISA型「読解力」を超える国語授業の新展開 新学習指導要領を見通した実践提案』(学文社、2008年)所収の拙稿「新聞記事『ママが挑む大舞台 […]
「レモン哀歌」日英語比較授業の試み
中学3年生で「レモン哀歌」(高村光太郎『智恵子抄』より)を学習している最中、イギリスの学校から交流のために十数名の生徒が来るというイベントがあった。 授業をもっているクラスにも男女1名ずつのイギリス人生徒が見学にくる […]
「走れメロス」のクライマックスはどこか
内藤賢司(運営委員) 「走れメロス」のクライマックスはどこだろうか。この間、いろいろと考えてきたのだったが、以下私の現在の考えを提示しておきたいと思う。 可能性としては、次の4つが考えられるだろう。 ①「それだから走る […]