研究・実践
大学での「国語科教育法」の授業
大学の授業で使用しているプリントを紹介します。 NO.252005.12.7(水)後期11 大東文化大学 小林義明 【本日の授業】模擬授業(20分)とその検討 A「相聞」(芥川龍之介)3限2班4限2班B「春に」(谷川俊 […]
「コペルニクスと神秘思想」(小山慶太)の授業報告
湯原 定雄 読み研通信82号(2006.1) 一 教材について 桐原書店「探求現代文」掲載の評論文。高校二年生で扱う教材となる。 コペルニクスは地動説を提唱したことで知られ、「コペルニクス的転換」という言葉で表されるよ […]
読むことから書くことへ
読み研通信82号(2006.1) 一 はじめに 昔の話をするようになったら終わりだとは思うが、始めに来歴を一言。 1982年、私は四校目の中学校に転任した。翌年、東京町田市の忠生中事件に遭遇した。教師が生徒をナイフで刺 […]
子どもの暴言の裏にあるもの
構造よみの授業で白熱した討論場面を作り出したい。形象よみの授業で登場人物の心の奥底をすくうような深い読みを出させたい。しかし、なかなかうまくいかない。まずは子どもたちの持つ言葉が貧弱だ。それだけならまだしも、耳をおおい […]
PISA調査と読み研
2005年10月29日~30日に岐阜大学で全国大学国語教育学会が開催された。そのラウンド・テーブルの一つで、OECD(経済協力開発機構)のPISA(学習到達度調査)の結果についての検討が行われた。PISAは、2000年 […]
「徒然草」の「柑子の木」のミカンはおいしかったか?
異聞「日本教育方法学会」in鹿児島 第41回日本教育方法学会が10月1・2日の両日、鹿児島大学で開催された。それに先立って9月30日、鹿児島大学付属中学校で麻生信子さん(筑紫女学園大学)が「徒然草」の「神無月のころ」の […]
民間国語教育研究団体のあり方について―文芸研・読み研合同研究会の意義―
読み研通信81号(2005.10) 鶴田清司(都留文科大学) 一 民間教育研究団体のあり方 私は、民間の国語教育研究団体における授業研究の問題点と今後のあり方について、以下の三点を指摘したことがある。(第98回全国大学 […]
授業づくりにおける「助言」の意味と位置について考える
読み研通信81号(2005.10) 1 授業づくりという課題 ここ何年間か、読み研では「教科内容」という観点から追究を進めてきた。その一時間、その単元でどういう具体的な国語の力をつけるのか、どういう具体的な読みの力をつ […]