「海の命」(立松和平)の教材分析(構造よみ)
読み研通信77号(2004.10) 一 教材について 「海の命」は、登場人物「太一」の少年期から始まり、青年、壮年になるまでの生涯が描かれている。父親たちの暮らした海をこよなく愛する太一。その海に対する熱い思いと、村一番 […]
高橋順子『ジーンズ』で詩の読み方を教える
読み研通信77号(2004.10) 児玉健太郎(大阪府豊中市立第八中学校) 一 はじめに 本教材は、平成一四(二〇〇二)年度版三省堂『現代の国語2』(一三四~一三五頁)に掲載されている詩教材である。まず教材本文を掲げる […]
国語授業の改革4号(2004年)
国語科の教科内容をデザインする 「国語」は、すべての教科のうちでも最もその教科内容が曖昧な教科の一つであると言えます。もちろん、算数・数学であっても社会であっても、厳密に検討すればその教科内容に曖昧さがあることは間違い […]
説明的文章の構造よみをどうおこなうか
研究紀要VI(2004.8) 丸山義昭(新潟県立長岡高等学校) 1 構造よみとは何か 一 なぜ構造よみを最初にやるのか 構造よみとは、文章を前文・本文・後文(序論・本論・結論)の三部構造で把握することであり、構造よみ・ […]
国語科の教科内容の再構築という課題
読み研通信76号(2004.7) 1 国語科の教科内容の曖昧さ・あてどなさ 各地で小中高の国語の科授業を見る機会が多くあるが、それらの多くに共通する一つの問題がある。それは、その「授業でどういった国語の「力」をつけてい […]
討論のある授業づくり
読み研通信76号(2004.7) 内藤賢司(福岡・辺春中学校) 1 はじめに 本稿では、まず実際の討論の様子を述べ、その後で討論のある授業づくりについて、私が意識的・日常的に展開していることについて述べていきたい。 […]
「書くこと」再考・「読むこと」再考 ―三読法の実践事情―
読み研通信76号(2004.7) 加納一志(東京都多摩市立多摩中学校) わたしの課題意識 よみ研方式の三読法を授業で実践しはじめて一五年ほどが経つが、国語教師として二つの大きな課題意識を持っている。 一つは、「読む」だ […]
メディアリテラシーと国語 「子どもからのアクセスで読み解く」
読み研通信75号(2004.4) 高橋喜代治(三芳中学校) 一、 はじめに 前回(第2回)で、私はメディア・リテラシーの導入期の学習として、新聞のプロ野球の試合のニュースを使い「較べ読み」というメディア学習の方法につい […]
高校部会研究報告「水の東西」の吟味よみ
読み研通信75号(2004.4) 一 はじめに 今年二月、第十二回高校部会において、「水の東西」(山崎正和)の分析提案と模擬授業を担当させていただいた。そこでの討論をふまえて、吟味よみを中心に報告する。 なお、この文章 […]