説明的文章の構造よみをどうおこなうか
研究紀要VI(2004.8) 丸山義昭(新潟県立長岡高等学校) 1 構造よみとは何か 一 なぜ構造よみを最初にやるのか 構造よみとは、文章を前文・本文・後文(序論・本論・結論)の三部構造で把握することであり、構造よみ・ […]
国語科の教科内容の再構築という課題
読み研通信76号(2004.7) 1 国語科の教科内容の曖昧さ・あてどなさ 各地で小中高の国語の科授業を見る機会が多くあるが、それらの多くに共通する一つの問題がある。それは、その「授業でどういった国語の「力」をつけてい […]
討論のある授業づくり
読み研通信76号(2004.7) 内藤賢司(福岡・辺春中学校) 1 はじめに 本稿では、まず実際の討論の様子を述べ、その後で討論のある授業づくりについて、私が意識的・日常的に展開していることについて述べていきたい。 […]
「書くこと」再考・「読むこと」再考 ―三読法の実践事情―
読み研通信76号(2004.7) 加納一志(東京都多摩市立多摩中学校) わたしの課題意識 よみ研方式の三読法を授業で実践しはじめて一五年ほどが経つが、国語教師として二つの大きな課題意識を持っている。 一つは、「読む」だ […]
メディアリテラシーと国語 「子どもからのアクセスで読み解く」
読み研通信75号(2004.4) 高橋喜代治(三芳中学校) 一、 はじめに 前回(第2回)で、私はメディア・リテラシーの導入期の学習として、新聞のプロ野球の試合のニュースを使い「較べ読み」というメディア学習の方法につい […]
高校部会研究報告「水の東西」の吟味よみ
読み研通信75号(2004.4) 一 はじめに 今年二月、第十二回高校部会において、「水の東西」(山崎正和)の分析提案と模擬授業を担当させていただいた。そこでの討論をふまえて、吟味よみを中心に報告する。 なお、この文章 […]
「とんかつ」(三浦哲郎)
読み研通信74号(2004.1) 藤田隆介(大阪商大堺高校) 〈はじめに〉 「今年の一年はどうなってるねん」 ここ数年、私の勤務校の職員室で必ず耳にする、お決まりのグチ。たしかに、私自身も、三年に一度担当する一年生の激変 […]
メディア・リテラシーと国語「較べて読む」
読み研通信74号(2004.1) 高橋喜代治(三芳中学校) 一、「較べ読み」が面白い メディア・リテラシーの授業に興味を覚えた方には、先ず導入で情報の「較べ読み」をやってみることをお勧めしたい。「較べ読み」とは私が勝 […]
私が授業の中で意識して使う「言葉」〈その2〉
読み研通信73号(2003.10) 前回の通信でも、私が授業の中でよく使っている「言葉」を四点ほど載せました。きっと多くの先生方がそういった言葉をお持ちなのではないかと思います。「発問の仕方を変えたとき、授業内容がぐっ […]
国語授業の改革3号(2003年)
この教材で基礎・基本としての言語スキルを身につける──到達度評価を見通した読みの授業 はじめに「絶対評価」が導入され、多くの学校で少なからぬ混乱が起こっています。こういった混乱を生じさせる文部科学省の一方的なやり方には問 […]