高等学校部会
第18回高等学校部会報告(2010.2.19-20 名古屋)

42名の参加者で熱く古典を研究した二日間 湯原定男(多治見西高等学校)  2月19日(土)20日(日)名古屋文化短期大学を会場に第18回高校部会が開催されました。栃木・和歌山・兵庫など遠方からも含めて42名の参加者で、質 […]

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授業づくり
「レモン哀歌」日英語比較授業の試み

 中学3年生で「レモン哀歌」(高村光太郎『智恵子抄』より)を学習している最中、イギリスの学校から交流のために十数名の生徒が来るというイベントがあった。  授業をもっているクラスにも男女1名ずつのイギリス人生徒が見学にくる […]

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国語授業の改革
国語授業の改革9号 (2009年)

はじめに  学習指導要領が改訂されました。「国語」では、「構成」「展開」が重視され、「登場人物」等の記述が詳細になりました。「比喩・反復などの表現」も明示されました。全体として「言語」としての国語という方向が前面に出てき […]

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関西地方
第14回関西サークル例会報告(2009.7.4 京都)

児玉健太郎(立命館小学校)  日 時 2009 年7月4日(土)2時~5時 場 所 立命館小学校 参加者13名 〔発表と議論の内容〕 (1)小学校 「三年とうげ」(光村図書・小学3年)  村田 純子(立命館小学校)  村 […]

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教材研究
「走れメロス」のクライマックスはどこか

内藤賢司(運営委員) 「走れメロス」のクライマックスはどこだろうか。この間、いろいろと考えてきたのだったが、以下私の現在の考えを提示しておきたいと思う。  可能性としては、次の4つが考えられるだろう。 ①「それだから走る […]

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教材研究
「小さな手袋」(内海隆一郎:中2「三省堂」)の導入部を読む

1.物語指導のおもしろさ  私は物語指導のおもしろさは次の三つにあると考えている。一つは、「構造よみ」で「発端」や「クライマックス」を決定することを通して作品の主題を含めて物語全体を俯瞰すること。二つめは、「形象よみ」で […]

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授業づくり
「飛行機で眠るのは難しい」(小川洋子)をどう読んだか

丸山義昭(新潟県立高校) 読書会の実践・その後 はじめに  2007年に読書会の実践について当ホームページで報告している。今回は、それをもう少し整理し、さらにその後の実践についても触れたものである。そして、昨年(2008 […]

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高等学校部会
第17回高等学校部会報告(2009.2.21-22 神戸)

神戸での初の開催、23名の参加者で実りある研究会に 谷山由夫(兵庫・滝川中高)  2009年2月21日(土)・22日(日)の両日、神戸市の兵庫 県民会館において、第17回高校部会が開かれました。国公立二次試験の直前でもあ […]

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授業づくり
大江健三郎「死者の奢り」の読解

高校最後の授業として 松井 健(立命館守山高等学校)  高校3年生の最後の教材に、大江健三郎「死者の奢り」を投げ込んだ。対象は、理科系進学生徒の中の選択授業で、50名の2クラス展開である。動機は、高校最後の教材として相応 […]

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小学校部会
小学校部会報告(2009.2.7 京都)

 読み研小学校部会が、2月7日(土)に京都の立命館大学(朱雀キャンパス)で行われました。参加者は12名でしたが、どの学習も活発な討論が行われ、充実した1日になりました。 午前中は加藤郁夫さん(立命館小学校)の『物語・小説 […]

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