第12回関西サークル例会報告(2008.10.4 大阪)
10月4日(土)、大阪市で第12回例会を開催し、11名の参加で教材の徹底分析を行いました。 (1)「大造じいさんとがん」(椋鳩十、小5)の教材研究 報告:永橋 和行(立命館小学校) 構造よみ、特にクライマッ […]
「形」(菊池寛)の易しく楽しい「吟味読み」の試み
内藤 賢司 小説の「吟味読み」をどう展開するか。今、読み研ではさまざまな方法でその模索が行われている。そして実践も少しずつ進んできている。 読み研代表の阿倍昇さんは、物語・小説を「吟味する方法」として七つの方法を提起し […]
読み研運営委員の著作
■柴田義松監修・小林義明編集代表『国語の本質がわかる授業』(日本標準、2008年)〈1〉入門期とその発展-読み・ことば・作文(今井成司編)〈2〉ことばと作文(今井成司・鈴野高志編)〈3〉話すこと・聞くこと(小林義明編)〈 […]
国語授業の改革8 号(2008年)
PISA型「読解力」を超える国語授業の新展開 新学習指導要領を見通した実践提案 OECDの学習到達度調査(PISA)が日本の教育界にいろいろな波紋を投げかけています。特に二○○三年に日本の「読解力」の順位が大きく下がっ […]
「モアイは語る─地球の未来」(光村・中2)の吟味よみ
※以下の教材研究は、2007年8月の読み研第21回夏大会・模擬授業で配布した資料の再録である。 (1)吟味よみの意義とスキル 吟味よみには様々なレベルがある。加藤郁夫氏は以前「吟味の評価」として次のような分類を行った。 […]
「土」の教材研究と指導言計画
土 三好達治 1 蟻が 短(3)2 蝶の羽をひいて行く 長(3・3・3・2)3 ああ 短(2)4 ヨットのようだ 長(4・3) 【教材研究】 ◎構造よみにおける〈転 […]
第11回関西サークル例会報告(2008.5.24 大阪)
5月24日(土)、第11回例会に9名が参加し、教材をめぐって分析を深めました。 (1)「仁和寺にある法師(徒然草)」(小5) 報告:加藤郁夫(立命館小学校) 立命館小学校では5年生から古典の授業がカリキュラム化され […]
新学習指導要領国語科に見る人間観・教育観(下)
4.「伝統文化の重視」から見えてくるもの 旧学習指導要領の「指導計画の作成と各学年にわたる内容の取り扱い」の「教材」の項には「我が国の文化と伝統に対する理解と愛情を育てるのに役立つこと」とあった。新指導要領では、「文化 […]
新学習指導要領国語科に見る人間観・教育観(上)
1.新旧対照表から見えてくるもの 08年2月15日に新学習指導要領案が発表された。これには学習指導要領の「新旧対照表」が記載されている。加除修正された文言を見ると、重要な変更点や見過ごしがちな記述の違いがあるのに気が付 […]