1時間の授業をどう組み立てるか(1)
「森のスケーター やまね」(教育出版小3)を例に 辞書の意味だけでよしとしていませんか? 語句の意味を考えて、読みの力をつける ●「先生、国語辞典の引き方はわかったけど、辞書には三つも四つもの意味が書いてあって、この文章 […]
土台となる国語学力をつける授業づくり
読み研通信86号(2007.1) 「読み研第20回夏の大会」は記念大会にふさわしく、過去最高の参加者数を記録した。『読み研』の理論と実践の広がりを確認できた大会になり、たいへん喜ばしい。広がりはつくれた。しかし一方で授業 […]
発端の基準として「勢力の出会い」を重視しすぎることの是非 ~『物と心』構造よみ(発端)を通して~
読み研通信86号(2007.1) 1.構造読み発端の授業 「物と心」の発端として候補に挙がる箇所は、次の二箇所であろう。A「兄の宗一と一緒に、・・・」B「浩は、自分は丸刃にしてしまったが、・・・」Aを支持する意見は、「兄 […]
「大人になれなかった弟たちに…」の授業
「大人になれなかった弟たちに…」(米倉斉加年・光村図書・中1) 一 作品について 「大人になれなかった弟たちに…」は絵本を教材化したものである。絵は米倉斉加年自身が描いている。だが、文章としても独立した小説である。 題名 […]
『物と心』(小川国夫)構造よみ教材分析
本作品は、現在私が教えている学校で、中学三年生の教材として位置づけられている。形象よみ・主題よみの教材分析は既に本HPに既に掲載されているので、構造よみの分析(発端で出会う二つの勢力を中心に)を試みてみたい。 1. 教 […]
平野先生の国語通信(その3)
東陵中学校 第三学年国語通信 第五号 発行*中間テストも終わり、ホッと一息ついている平野先生。 敬語使える? 普段意識していないかもしれませんが、じきに社会に出るであろうみなさんにとって、知らなくてはならないことが、こ […]
第5回関西サークル例会報告(2006.11.18 大阪)
11月18日に5回目の例会をもちました。参加は8名でしたが、うち4名の方が夏の大会初参加の方でした。 内容は、日浦成夫さんの「カレーライス」の構造よみと、加藤の「モアイは語る」の教材研究の二つです。 まずは、加藤の報告 […]
冬の大会「一つの花」の模擬授業をふりかえる
本山智子(町田市立忠生第三小学校) 第20回冬の大会「文学作品の教科内容を定着させる授業づくり」では、町田と松戸サークルが共同研究で「一つの花」の前授業計画に取り組んだ。 今回の「一つの花」の授業化の試みは、繰り返し出 […]
コラム「言葉への誘い」
これは、5年ぐらい前に高校2年生の現代文を担当したときに生徒に配っていた「現国倶楽部」という科目通信の中で、たまに載せていた「言葉への誘い(いざない)」というコラムです。 第1回・方言の巻 その① 新コーナーです。読 […]
若い先生方よ、来たれ!
このところ若い先生方の提案を分析したり、授業を参観したりする機会に恵まれている。新規採用の先生の増加にともない、このような機会が今後さらに増えるだろう。喜ばしいことである。 先日は教育実習生の精錬授業を参観した。対象学 […]