コラム・提言
民間国語教育研究団体のあり方について―文芸研・読み研合同研究会の意義―

読み研通信81号(2005.10) 鶴田清司(都留文科大学) 一 民間教育研究団体のあり方  私は、民間の国語教育研究団体における授業研究の問題点と今後のあり方について、以下の三点を指摘したことがある。(第98回全国大学 […]

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授業づくり
授業づくりにおける「助言」の意味と位置について考える

読み研通信81号(2005.10) 1 授業づくりという課題  ここ何年間か、読み研では「教科内容」という観点から追究を進めてきた。その一時間、その単元でどういう具体的な国語の力をつけるのか、どういう具体的な読みの力をつ […]

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夏の大会
第19回夏の大会報告(2005.8.22-23 東京)

子どもが自力で読むためのスキルをめぐり熱く討論!  去る8月22、23日、東京・吉祥寺の成蹊大学にて第19回夏の大会が開催されました。 今年度の大会テーマは「子どもが自力で読むための国語スキルを解明する──国語科・教科内 […]

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関連著作
教材研究の定説化シリーズ(明治図書)

1 『「一つの花」の読み方指導』(大西忠治編、日浦成夫著、1991年) 2 『「ごんぎつね」の読み方指導』(大西忠治編、小林信次・加藤元康・加藤辰雄著、1991年) 3 『「モチモチの木」の読み方指導』(大西忠治編、小野 […]

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関連著作
大西忠治(読み研創立代表)の著書

大西忠治『大西忠治「教育技術」著作集』全17巻・別巻1(明治図書、1991年) 大西忠治『遊び・イベント上達法』(民衆社、1990年) 大西忠治『討議つくり上達法』(民衆社、1989年) 大西忠治『発問上達法』(民衆社、 […]

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国語授業の改革
国語授業の改革5号(2005年)

国語科 小学校・中学校 新教材の徹底研究と授業づくり はじめに 残念なことですが、ここのところ「読むこと」の指導が不当に軽視されてきたようです。その上、一部には「詳細な読解」指導は、忌避すべきことであるかのような風潮さえ […]

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その他
第2回読み研・文芸研合同研究会(2005.6.18-19 東京)

 今回のテーマは「文学作品の構造を分析する」です。ストーリーとプロットの関係は? 読み研の「構造よみ」に対して文芸研は? 子どもに指導する際の具体的手立ては? このような点について、両団体が各自の理論・実践をぶつけあいま […]

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コラム・提言
文芸作品(詩・小説)を教え、学ぶことの意義 ―ヴィゴツキー「美の教育」論に学ぶ―

読み研通信80号(2005.7) 柴田義松(東京大学名誉教授) なぜ詩や小説を教え、学ぶのか  文芸作品で何をどう教え学ぶかについては、西郷竹彦氏や大西忠治氏の研究のおかげで、だいぶんその実質的内容が明らかにされてきた。 […]

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コラム・提言
「21世紀COEプログラム」国語学力調査報告

 2002年に文部科学省が「世界的研究教育拠点の形成のための重点的支援―21世紀COEプログラム」を立ち上げた。そのプログラムにお茶の水女子大学大学院人間文化研究科が「誕生から死までの人間発達科学」をテーマに応募し採択さ […]

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授業づくり
教材研究と授業をつなぐもの ─西原さんの疑問に関わって

読み研通信79号(2005.4)  前号で立命館宇治中学高校の西原さんが、読み研方式について次のように述べている。  例えば、説明的文章の「構造よみ」や「論理よみ」では必ずといっていいほど教師同士で意見が対立する。お互い […]

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