教材研究

教材研究
『物と心』(小川国夫)構造よみ教材分析

 本作品は、現在私が教えている学校で、中学三年生の教材として位置づけられている。形象よみ・主題よみの教材分析は既に本HPに既に掲載されているので、構造よみの分析(発端で出会う二つの勢力を中心に)を試みてみたい。 1. 教 […]

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教材研究
「きつねのおきゃくさま」の教材研究

読み研通信85号(2006.10) 橋口みどり(東京・町田サークル) 一、作品について  絵本「きつねのおきゃくさま」の教材化である。話者(語り手)は、昔のお話を聴者(聞き手)である子どもたちに聞かせるように書いたもので […]

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教材研究
徒然草の評価的「吟味読み」

内藤賢司(福岡・矢部中学校) はじめに  運営委員諸氏のすぐれた実践報告がある中で、こんなささいな実践の報告でもいいのだろうかと思いつつ、報告いたします。もうみなさんも実践してあるのかもしれません。それでも、また違った部 […]

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授業づくり
小説「形」(菊池 寛)の指導

小倉泰子(東京都葛飾区立一之台中学校)  中学3年・1学期、短い時間(計4時間)の中での指導を紹介します。 ▼1時間目 1 範読を聞く2 一読後メモを書く(B5版1枚) ①印象に残ったこと ②疑問に思ったこと ③題名「形 […]

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授業づくり
「平和を築く」(三省堂・中3)要旨よみの指導―説明的文章・三読法を生かす実践事例―

読み研通信84号(2006.7) 加納一志(東京・多摩中学校) はじめに――三読法技術の有効活用  三読法(科学的読みの授業研究会がとなえる読解指導法)という有効な指導法を使い、さらに豊かな授業形態はないか、いつも考えて […]

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教材研究
森鴎外「高瀬舟」の構造よみ(教材研究)

 本稿は、先日の「第1回関西地域学習会」において報告した内容を基に、当日の検討で出された意見をふまえてまとめ直したものである。この作品の構造よみでは、発端は比較的わかりやすいが、クライマックスは難しいと言える。そこで、ク […]

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教材研究
教材研究 詩の授業『山頂』

読み研通信78号(2005.1) 岡本康子(東大阪市立八戸の里小学校) 1 はじめに  この教材は、読み研の友人が持ってきたものを、数人の仲間と教材分析をしたものです。それをもとに自分なりの授業をしています。ここ数年、若 […]

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教材研究
「海の命」(立松和平)の教材分析(構造よみ)

読み研通信77号(2004.10) 一 教材について 「海の命」は、登場人物「太一」の少年期から始まり、青年、壮年になるまでの生涯が描かれている。父親たちの暮らした海をこよなく愛する太一。その海に対する熱い思いと、村一番 […]

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教材研究
高橋順子『ジーンズ』で詩の読み方を教える

読み研通信77号(2004.10) 児玉健太郎(大阪府豊中市立第八中学校) 一 はじめに  本教材は、平成一四(二〇〇二)年度版三省堂『現代の国語2』(一三四~一三五頁)に掲載されている詩教材である。まず教材本文を掲げる […]

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授業づくり
「名人伝」の授業

読み研通信77号(2004.10) 荒木由紀子(北海道・札幌平岡高等学校) 一 読み研方式を真似て  「読み研」と出会ってから十年近くたちましたが、なかなか実践に踏み出せず、いまだに読み研方式で授業を行うところまでいって […]

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