授業づくり
「大造じいさんとがん」の授業

私は、5年生の担任をしている。12月の国語の授業について紹介する。  学年を代表して校内の現職教育の努力点の授業「大造じいさんとがん」(椋鳩十)に取り組むことになっていた。 読み研で、名古屋の読み研で科学的読みの授業研究 […]

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コラム・提言
「シジミ」の誤読?から

 樟蔭女子大での教科教育法の授業で、後期はこのところ毎年、学生たちに模擬授業をさせている。2~3人で班を作り、班で教材を探し(教科書に載っているものという限定はしているが)、班で教材研究・指導案づくりをし、模擬授業の本番 […]

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教材研究
森鴎外「高瀬舟」の構造よみ(教材研究)

 本稿は、先日の「第1回関西地域学習会」において報告した内容を基に、当日の検討で出された意見をふまえてまとめ直したものである。この作品の構造よみでは、発端は比較的わかりやすいが、クライマックスは難しいと言える。そこで、ク […]

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授業づくり
ディベートで読む「こころ」の授業・全記録

 この授業記録は、『研究紀要6』所収「ディベートで読む『こころ』の授業──二値的論題による形象よみは有効か──」の中で示したものと同一の記録である。ただし、拙稿では紙幅の都合により半分近くを省略したため、討論の流れがつか […]

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授業づくり
大学での「国語科教育法」の授業

 大学の授業で使用しているプリントを紹介します。 NO.252005.12.7(水)後期11 大東文化大学 小林義明 【本日の授業】模擬授業(20分)とその検討 A「相聞」(芥川龍之介)3限2班4限2班B「春に」(谷川俊 […]

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授業づくり
「構造よみ」再考

読み研通信82号(2006.1) はじめに  読み研方式では、文学作品・説明的文章の第一読は構造よみをする。文学作品と説明的文章では異なっているが、文章にある型をあてて読もうとする点においては共通している。本論では、構造 […]

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授業づくり
「コペルニクスと神秘思想」(小山慶太)の授業報告

湯原 定雄 読み研通信82号(2006.1) 一 教材について  桐原書店「探求現代文」掲載の評論文。高校二年生で扱う教材となる。 コペルニクスは地動説を提唱したことで知られ、「コペルニクス的転換」という言葉で表されるよ […]

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授業づくり
読むことから書くことへ

読み研通信82号(2006.1) 一 はじめに  昔の話をするようになったら終わりだとは思うが、始めに来歴を一言。 1982年、私は四校目の中学校に転任した。翌年、東京町田市の忠生中事件に遭遇した。教師が生徒をナイフで刺 […]

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九州地方
第9回九州大会報告(2005.12.10 八女市)

確かな学びを求めて32名が集う 内藤賢司(読み研八女サークル代表)  第9回九州「読み研」大会が、12月10日(土)、福岡県八女市の地において行われた。参加者は、講師の加藤郁夫さんも含めて32名。小学校12名、中学校18 […]

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コラム・提言
子どもの暴言の裏にあるもの

 構造よみの授業で白熱した討論場面を作り出したい。形象よみの授業で登場人物の心の奥底をすくうような深い読みを出させたい。しかし、なかなかうまくいかない。まずは子どもたちの持つ言葉が貧弱だ。それだけならまだしも、耳をおおい […]

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